舞台美術がすごく素敵でした…
若尾文子が美人すぎて慄きますが、キャスティングが妙すぎます…
たしかに小津安二郎とも黒澤明とも違いますし、女性の群像劇と美術の感じがとにかくとても印象的でした…ビーナス…
このレビューはネタバレを含みます
すぐにヘンリーミラーの「北回帰線」を連想した
赤線の館「夢の里」で働く女達のそれぞれの視点と、当時の風俗街の時空やリアルを描く傑作
群像劇としての登場人物とカメラの距離感としてこれほど見事な映画は…
ここは地獄か
戦後の日本各地に点在した売春を目的とする特殊飲食店街(=赤線地帯)を映し出した作品。
「ようこそ女の世界へ」といった感じで、したたかに、力強く赤線で生きる女性の物語が広がっています…
めちゃくちゃおもろいやんか。哀しい。
赤線関連で見たことのあるのは『洲崎パラダイス 赤信号』とかだったかな?
ラジオから流れるニュース。
京マチ子ってこんなナイスバディだったのか。
なんか劇伴がおも…
このレビューはネタバレを含みます
バッドエンドに近いというか、基本的に誰も救われない物語なんだけど、不思議と後味が悪くない。むしろエネルギーを貰った。
私も諦めずに、生きていかなきゃいけない、という気持ちにさせられた。ありがとう。ま…
撮影期間、一時帰省。ごめんみんな、どうしても映画が観たくて、、。
あまりのリアルさ、生々しさにお手上げ。法は誰も守っちゃくれない。売春宿が「社会福祉」と胸を張れる世の中はある種今も変わらず。売春婦…
物語のあらすじで気になりすぎた。吉原舞台だけどピンクシーンも露出も無くて良。尺はそこまで長くないながら、各人物の人生すべてに思いを馳せてしまう。家族のために、借金のために、居場所のために。歳を重ねて…
>>続きを読む売春防止法が国会で審議されている最中の吉原赤線地帯で働く女性達を描いた群像劇。中年の女性やまだ少女の様な娘までが、そこで働くしかない当時の女性の働き口の少なさが伺えます。時折流れるちょっと不気味なテ…
>>続きを読む吉原に生きる女たちの逞しさと悲哀。
この世界から抜けたいと願ってもいざ貧しい生活を強いられると腹に背は変えられず。
病気の旦那と赤ん坊を養う通いの女、気が狂ってしまった女、金に縛られない自由奔放な女…
©KADOKAWA1956