赤線地帯の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『赤線地帯』に投稿された感想・評価

3.8

「もはや戦後ではない」
1956年度経済白書序文
売春防止法施行による赤線廃止
1958年

戦後が終わっても売春してもミルクが買えない文化国家に怒る左傾映画監督溝口健二の遺作。

1936年浪華悲…

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5.0

【祝!若尾文子映画祭】再レビュー
トークショーにて若尾文子曰く、「お前のその鼻がいけない。素直すぎる」と、数日越しのダメだしの末の溝口健二弁。…いやこれ言われたら腹立つわな…。彼女の通った鼻筋を見て…

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パンパンだとか蔑まれても
ほとんどの男が求めているもの

お上が何やらやろうとしてるけど
庶民が本当に必要なものとは

やりたくて始めた訳ではないけれど
今となっては意地がある

恋を匂わせ金を引き…

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5.0

すごくすごくよかった
にっぽんぱらだいすと時系列は同じだけど切り取り方が全然違って面白い

ずっと画面シンプルなのに退屈しないし、短いのにドラマがしっかりあるのなぜ!
そして雨月物語以来の京マチコさ…

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3.0
記録用。
4.2

溝口作品の中では珍しい現代劇ながら、女性を主体に描くスタイルは変わらない遺作。
役者陣のキャラクターに合った迫真の演技や演出、1ショット1ショットからものすごいエネルギーを感じられた。加えて、黛敏郎…

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あ
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これは京マチ子好きになっちゃう。
羅生門とか雨月でしかみたことなかったので相当驚いた!
社会と正しく向き合っている映画
そしてその視点は現代日本にも有効

女の顔を逃さないカメラワークにゾッとする

彼女たちがなぜここで働かなくてはいけないのかをちゃんと描くからサスペンスが生まれる

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