邦題:冬の旅
原題:Sans toit ni loi
制作年:1985年
監督:アニエス・ヴァルダ
キャスト:サドリーヌ・ボネール
上映時間:105分
鑑賞方法:シネマテークたかさき スクリーン1 …
ロードムービーという、ビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)の1つの様式、その陰画として観ることもできるかもしれないこの作品は、しかし、アニエス・ヴァルダ(1928 - 2…
>>続きを読むダゲール街、ドキュメンタリーっぽくないと書いたが、これはフィクションだけどややドキュメンタリーっぽい感じがした。
社会のレール(?)を外れるとこうなりますよ(そしてそんな社会って……)、というわけで…
第42回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞。フランスの田舎で、18歳の女性の凍死体が発見される。警察は彼女が旅の中で出会った人々の証言から、彼女が死に至るまでの数週間を辿ることとなる。
「彼女は…
そっか、というのが彼女の旅に対する感想としては僕の中で一番しっくりくる。
彼女は孤独で自由に暮らしており、そんな彼女を憐れんで手を差し伸べようとする人間もいたが、それでも彼女は自らの意思で孤独と自由…
自ら路上で暮らすことを選ぶモナが
どのような暮らしをし、
死にたどりついたのかを辿る作品。
出会う人たちはとても親切に
モナの暮らしの手助けをしてくれるのだが、
モナの自由さについていけなくなるのか…
孤独と自由を追求した女性の表象みたいな見方があるけれど、観ていて痛々しい。その代償があのように退廃と堕落の中で惨めな死を迎えることになったように思えて。何度もチャンスがあったのに。自ら滅びに向かって…
>>続きを読むあまり響かず、この作品が何を伝えたいのか、何を読み取るべきなのかあまり分からなかった、、、
ただ主人公のモナが幸せになってほしい、、、
ここまで自由に生きられる人は強いけど、ずっと孤独。孤独であると…
18歳の少女モナは、
なぜ行き倒れて畑の中で凍死したのか?
それまで彼女が生きてきた道のりは…?
モナが旅の途中で出会った人々の証言で遡るドキュメンタリー風のロードムービー。
「楽して生きたい」…
(c) 1985 Ciné-Tamaris / films A2