汚れた衣服、くたびれた靴、ベタベタの髪、黒い爪垢、不潔な回し飲みやキス、貰いタバコに酸化してそうなマリファナ、時代遅れのアナーキズム、、。
社会を拒絶した少女の逞しさに不思議なほど惹きつけられる。…
タイトルを見ただけでは、幻想的な美しい旅を描いた映画を想像してしまいますが、実はフランスの片田舎のどこにでもありそうな日常的な風景を背景にした、非常に地味で寂しい作品です。何処にも行き場のない少女…
>>続きを読む映画を見て鳥肌が立つ経験って、案外少ないのですが、またしてもヴァルダ師匠がやってくれました。
こんなん作るなんてさー、ヴァルダかっこよすぎて、ドゥミが(ゲイだとしても)惚れちゃう気持ちわかるわ。私…
Into The Wildに似た映画を探してたらたまたま見つけて、何も知らずに観た。
まぁ確かに類似性はあるっちゃああるが、この映画には徹底的に主観が排除されていて、あくまで登場人物の「言葉」を観…
アニエス・ヴァルダの「冬の旅」を見て驚いたのはその「語り」の面白みである。
冒頭、ホームレスの女性、モナの死体が発見されることからこの語りは始まる。そこから過去へと時間が移り、モナの旅路と、そこで出…
要約すると主人公が道徳を裏切りながら当て所なく逃げていくが、なんのカタルシスも目的もなく、順当に周縁に追いやられていく話で、それだけなのだが、話を裏切るように映像がひたすらかっこいい。時折流れるバル…
>>続きを読む天才ヴァルダの中期の大傑作。
なぜ人間は自由に生きられないのかという問いを、残酷な現実と照らし合わせて提示した問題作である。
南仏の冬。若い女性モナが凍死体として発見される場面から映画は始まる。彼…
この映画は死にたいとか大失敗した後とか困難な日が続いているとかそういった苦しい時に出会って観るべき映画だと思う。
アニエス・ヴァルダ監督はご自身に何かしら困難な事案が起こると映画制作を通して昇華され…
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