自由とは与えられるものでは無い。自由を自覚して初めて自由を感じる。
女性の遺体が見つかりその女性が死に至るまでの数週間を描く。彼女の言葉ではなく、他者からの視線や、ドキュメンタリーの様な形式で彼…
無軌道な若者がその旅路の果てに死ぬ、というとニューシネマ的な話にも思えるが、感触としてはだいぶ違うものだった。
そこにカラッとした美学のようなものは感じられず、現実的なイタさを感じた。端的に言って…
自由に気ままに生きたいのはわかるけど、モナの場合極端だし、周りへの態度がちょっと…で、あまり共感や同情はできなかった。
自由になるということは孤独になることだみたいなセリフは印象に残った。そこのバラ…
このレビューはネタバレを含みます
楽して生きたいと言うが、楽そうでも楽しそうでもない。18歳だからこそしてしまった選択にも見える。語られないがなぜこうした選択をしたのか想像はできる。
教授が感電するのは伏線なんだなぁ。
何を与えら…
寒々しい映像の中の寒々しいモナの表情、それは空虚というより空洞に近いもの。最初から結末はわかっているのにその最期をきちんと見届けたい、そんな思いが募っていく。見終わった時には小さな棘がチクリと心に刺…
>>続きを読むアニエス・ヴァルダ鑑賞2本目。
正直なところ、まだどう受け止めればいいのか分からない。
淡々と、それでいて懇々と彼女の生き様を映し出している。乾いていて、寒々しい映像。
何年後かに観るとまた違った見…
第42回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞。フランスの田舎で、18歳の女性の凍死体が発見される。警察は彼女が旅の中で出会った人々の証言から、彼女が死に至るまでの数週間を辿ることとなる。
「彼女は…
自ら路上で暮らすことを選ぶモナが
どのような暮らしをし、
死にたどりついたのかを辿る作品。
出会う人たちはとても親切に
モナの暮らしの手助けをしてくれるのだが、
モナの自由さについていけなくなるのか…
あまり響かず、この作品が何を伝えたいのか、何を読み取るべきなのかあまり分からなかった、、、
ただ主人公のモナが幸せになってほしい、、、
ここまで自由に生きられる人は強いけど、ずっと孤独。孤独であると…
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