初のむコレ参戦にて鑑賞。大変度胸のあるフローレンスピューの初主演作とは聞いていたが、ネタバレは見ずに。
ストーリーだけ見れば胸糞悪いんだけど、世継ぎを産むことが唯一の仕事とされていた時代に(今もそ…
これはすごい!
物語が進んで行くにつれ、フローレンスピューの魅力に取り憑かれていく。
この演技を見ればアリアスターが「ミッドサマー」に抜擢したのも納得やし、「ストーリーオブマイライフ」のエイミー役を…
フローレンス・ピュー、なんて女優だ。僕たちはアリ・アスターの呪詛もグレタ・ガーウィグの才気も引き受けた彼女を知っているが、ほぼデビュー作である2016年時点で既に完成していた。誰にも縛られない反逆の…
>>続きを読む 圧倒的な静寂の中に漂う張り詰めた空気が、BGMレスも相まって全編を覆う。自らを解放し、欲望を満たす為に腹を括った女は怖ろしい…。
フローレンス・ピューの表情の演技が素晴らしく、ブレイク前夜の作品…
ニコライ・レスコフの小説「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を原作に英国の演劇界で活躍する演出家ウィリアム・オルドロイドがメガホンを取り、フローレンス・ピュー主演で映画化した本作は、結婚したものの「籠の…
>>続きを読む静寂と不穏な緊張感。フローレンスピューが認められるきっかけ作品だそうで、19世紀、女が子供を産む道具と言われてた頃、裕福な家に嫁いだ幼い少女が、年上不能夫と意地悪義父の押さえつけから二人の留守中解き…
>>続きを読む視覚的、美。ハマスホイの絵画のような素敵な部屋。曇天下薄霧がかった中、音や台詞が少ないからこそ感じる息遣いと不穏さ、好き。
所有される側からする側に。狂気が折り重なりながら加速していく様が最高。そ…
マクベスと関係あるのかと思ったらそうじゃなくて、マクベス夫人のような女性の話、原作ありなのね。
リリース年に気にはなってたけどこれがフローレンス・ピューだとは。
夫からは興味を持ってもらえず、外…
私は誰のものでもないと振る舞う彼女を強く支持したい。
後半の展開はあんまりだけど、権力、所有、家父長制、束縛、抑圧、義務、主従関係、それらがいかに人を不幸にしているか提示していて、刺激的な作品。
そ…
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