このレビューはネタバレを含みます
森の中にひっそり隠れている細長く奥に伸びる池のようなプール、その突き当たり建つ矩形の二階建ての邸宅。「love eachother so much」を合唱しながら愛を交わし、アンが身重の躰を浮かべ…
>>続きを読むオペラが作りたかった…??
レオス・カラックスによる本格ミュージカル。
凝ったプロットのサスペンス、フィクションとオフショットとプライベートを織り交ぜたメタ的で重層的な構成、アダム・ドライバー、…
深淵を覗いてしまった男による愛の不可能性について。思ってたよりスパークス感強めだった。フランツフェルディナンドと連立してたときの彼らの日本公演が懐かしい。カラックス節というかかなりカリカチュアライズ…
>>続きを読む駄作ってわけじゃないんだけど、かなり見る人を選ぶ作品ではある。
2回以上鑑賞して耐性がつけばかなり楽しめるポテンシャルはあるかな!
でも初見では正直全然ハマらなかった...
ミュージカル映画に抵抗…
最初から最後まで不思議な映画だった。愛が全てを狂わす劇薬なのだとしたら、わたしはいつも通り何もない日常を凪いでいたい。人形から声を発する生身の人間に、誰かの所有物から魂をもつひとりの人間に、なれてい…
>>続きを読む映画への不信感の理由のひとつとして、「愛の暴力性」が「それでも美しい愛」として擬態されてきたことがあります。例えば、ストーカー加害者を主観的に描き、純愛のように錯覚させることで加害性を曖昧にしたり、…
>>続きを読むカラックス監督作品っていつも、胸のあたりを逆なでしてくるような感じがある良い意味で。結局すぐに引き込まれてしまうけど。
M.コティヤールがひたすら美しい反面、A.ドライバーのただでさえ大きいのに半裸…
あまりにも???でとりあえず2回目をみるなど。この映画の成り立ちとか企画趣旨を知らずにいきなり臨んだから「ナニコレ」となってしまい....
船のシーンの後からこれどう転ぶんだろとじわじわ面白くなっ…
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