下関駅で出会った復員兵と浮浪児が、働きながら広島、四国、神戸へと旅する話。
演じるのは実際の戦災孤児で、終戦直後の社会状況がリアルに描かれていて興味深い。
病気の友達に海を見せようと、背負って滑り…
★駅で出会った復員兵と戦争孤児の子供たちと、足のないおじさんが、四国まで仕事を探して旅をする。
#ロードムービーだよ
#「四国まで行けば、どうにかなると思うんだ、なあに行ってみてのことさ」って5…
この蜂とは働きバチであろう。彼らは働いて芋を食ってまた働く。働いて食う芋はうまいという。これは、ヤミで暮らして狡すっからいことをしていては分からないそうだ。
あの頃の芋は今はやりの甘くみずみずし…
働くと芋がうまい。悲痛さもあるけど温かい映画だった。走る子供たちの姿がスーパー良い。清水宏監督が映す子供たちは躍動しているイメージがあるな。「いちにのさん わー」が可愛らしい。海や山や畑など、風景が…
>>続きを読む清水宏監督が自宅で世話をしていた戦災孤児たちと起こした蜂の巣プロの傑作。戦後の荒廃した風景の中に孤児たちを溶け込ませ、戦禍の跡の生々しい町、引揚者と浮浪児でごった返す駅舎の、時代を切り取ったオールロ…
>>続きを読む『雨月物語』の溝口健二監督は「清水君は天才です。僕や小津君は努力家にすぎない」と言っている。
また俳優の笠智衆は、「僕は、清水監督の作品が実に好きで、自分が出してもらったのを含め、いいシャシンがいっ…
このレビューはネタバレを含みます
河の中洲で河をわたってやってきた襤褸の集団に野球の試合をもうしこまれる。気持ち悪い存在。これこそ分断というやつだ。で実際この少年たちは映画という世界でメシをくっている。メタでリアルにブキミでカタギと…
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