デトロイトの作品情報・感想・評価

デトロイト2017年製作の映画)

Detroit

上映日:2018年01月26日

製作国:

上映時間:142分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「デトロイト」に投稿された感想・評価

K

Kの感想・評価

3.5
【デトロイトは差別と暴動の町なのか?】

1967年にアメリカのミシガン州にあるデトロイトという町で実際に起こった「アルジェ・モーテル事件」を元に構成された映画。

登場人物の生活や人柄が丁寧描かれていることで 事件の悲劇性と差別の無意味さが浮き彫りにされているように感じた。

ゲームソフトの『デトロイト ビカム ヒューマン』も こういうデトロイトの歴史を知ってからプレイすると より楽しめるかも知れないね。

それにしても ワル警官役のウィル・ポールターが なんか腹立つ顔してて笑ってしまった。ハマり役だと思う。おもしろかった。


【スコアと内訳】

スコア:3.5
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①脚本:0.7
②演出:0.7
③演者:0.6
④撮影:0.6
⑤音楽:0.9
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ゆき

ゆきの感想・評価

3.8
深層心理

1967年、黒人たちの暴動の裏側で白人警官たちが起こした不当な尋問を描く。

「リトル・ランボーズ」「なんちゃって家族」と最高のキャラクターを演じてたウィルが…なんてこった。
目をそらしたくなるほどのリアリティ。
ここはデトロイトだぞ、その一言があんなに人を悪い方向に強くしてしまうのか。友情も愛情もない。流れてくるのはただただ不当な強制尋問。しんどかった。歌だけが一瞬の明るさをくれる。
緊迫感と悲痛さに目を奪われた一作。
50年前のデトロイト暴動の際の、白人警官による黒人虐殺事件。
事前知識ゼロで見たがメンタル弱ってる時に見るのは辛かった。
暴動があって事件があって裁判があるのだがどれも最低だった。
悪徳警官のリーダー格、よくもこんな小狡そうな顔の俳優探してきたなと感心する。スターウォーズ フィン役のジョンボイエガも出ていたが行動がなんか煮え切らない警備員の役立った。
黒人のコーラスグループの歌はうまかったよ。
Ryoko

Ryokoの感想・評価

4.3
2時間半をを感じさせない臨場感、緊迫感はさすがキャサリン・ビグロー監督。
人種差別というカテゴリーのみならず、人々の心の中で潜在的に存在する憎しみや差別意識、攻撃性は本当に恐ろしい。

「なぜ黒人たちは真実を話さないのか」
この映画を見ていていちばんモヤモヤしたところだった。真実を言えば解放されるだろうに。
そこには、何を言っても信じてもらえないという諦め、白人警官たちの想定に反する真実を語ったところで逆上される可能性もあるという恐怖があったのかな。
相互不信による負の連鎖。差別は人の心も言動も不自由にするのだ。
mirock

mirockの感想・評価

3.2
見ていてただただ辛い。

よく耐え抜いた!

理不尽な国の裁き。音楽は心に響きます☹️

このレビューはネタバレを含みます

ゲットアウトとどっちにしようか迷って、ゲットアウトが怖そうだったのでこっちを借りましたが気分悪くなりました笑。

取り締まりを受けている時の緊張感、判決のやるせなさなど、見ててイライラしましたね。こういういきすぎた正当防衛が裁判で無罪判決にされるなんて…。気づいたら映画そっちのけでスマホ片手にウィキペディアで事件の真相を見てました。

しかもこういう事件が今もなお起きてるなんてとんでもないですよ。黒人を奴隷とする文化がアメリカに根付いて約400年ほど経つらしいです。最近は昔と比べて黒人の人権や共生が望まれる空間が形成されていってます。この文化の変化が馴染むまでにはまた400年ほどの年月がかかってしまうのでしょうね。まぁこれ以上黒人差別というテーマを追求したらこの映画から話がそれるのでやめときます。

映画に関しては中立役のジョンボイエガと悪者役のウィルポールターが素晴らしいですね。ウィルポールターはレヴェナントの印象が残ってたので悪役になりきれるのかなと思いましたが、終始発狂させてくれました。

ジョンボイエガはやっぱり中立的な役してますね笑笑。彼を悪者にした映画はあまり見たくないです。悪者だとしても信念を持ったピカレスクを感じれる存在であってほしいです。お前が犯人だと白人の刑事に誘導尋問されてる時の表情が凄かったですね。

あと映像の撮り方が緊張感を倍増させてますよね。警官の一人が尋問の際に黒人を間違えて撃ち殺してしまった時のカメラのズームはさすがだなと思いました。

一つ気になったのが、なぜ競技用のピストルでふざけていたということを伝えなかったのかということです。実際の事件ではこの競技用のピストルすら発見されなかったそうです。この狂気の沙汰で、事実を言っても意味が無いということを考えたのかもしれませんが、それに代わって嘘を言って…。バレたらそれこそ怪しまれますよ。なんでそんなことをしたのかということがちょっと分かりませんでしたね。解説してくださる方がいらっしゃいましたら是非コメントよろしくお願いします。
人種差別を題材にした映画はたくさんあると思うけどその中でもリアルな方なのかなとおもう
みて良かったと思うけど辛くて救いがなさすぎて何度も見れない映画
警官の迫真の演技に圧倒された
直人

直人の感想・評価

4.0
2017年アメリカ作品。ジョン・ボイエガ主演。

映画のベースとなった出来事に対しての評価は低いのだが,映画としてそれに真摯に向き合ったという点での評価は高い。
──ということで,1967年にデトロイトで起きた黒人たちの暴動と,その時に白人警官たちが取った行動が描かれている。

差別する側の警官を演じたウィル・ポールターは,泣きながらこの撮影に臨んだそうだ。
顔つきのせいか『メイズ・ランナー』といい,ワル役ばかりを演じているのは,本当に気の毒。
パーツの配置が変わるとリヴァー・フェニックス似だと思うんだが。

妙な緊張に覆われていて,早いところ終わってくれと祈りたくなる作品。
重たさ故,気軽には観ることができない。
感想川柳「権力と 集団心理に 正義無し」

レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)

1967年の夏、アメリカ・ミシガン州デトロイトで大規模な暴動が発生し、街が騒乱状態となる。2日目の夜、州兵集結地の付近で銃声が鳴り響いたという通報が入る。デトロイト警察、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵、地元警備隊は、捜査のためにアルジェ・モーテルの別館に入る。数人の警官が、モーテルの宿泊客相手に捜査手順を無視した尋問を開始。自白を強要された宿泊客たちは……というお話。


デトロイトは『治安が悪い』というイメージですが、1967年に実際にあった『暴動の裏であった事件』を、描いた作品。監督は『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー。相変わらず重いですね。(。´Д⊂)

『アンソニー・マッキー』に『ジョン・ボイエガ』が出てますが、やっぱり『ウィル・ポールター』ですね。(/≧◇≦\)意外と憎まれ役が上手い。( ; ゜Д゜)

キッカケは『バカ』の行動だとしても、誰も真実を喋らなかったということは、『喋ったとしても無事に済まない』と思ってたんだろうし。(;´д`)外には州兵、中にはイカれた警官、追い詰められた被害者たちの緊迫感は相当なもの。

でもディスミュークスはなぜあの場に駆けつけたんだ?(゜ロ゜)結果的に助けたことになったけど、たかが警備員(しかも黒人)で州兵も向かう狙撃現場に行く発想が分からない(´д`|||)いきがってる黒人を抑えるのは確かに効果的だけど、もう起きてしまったことは収拾つかないと思う。

いつものように黒人が虐げられる展開かと思いました・が、被害者には白人の女性もいました。((((;゜Д゜)))しかも『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のハンナ・マリー(;つД`)見ててツラい。

暴動の空気に呑まれて略奪をする黒人、ただマウントを取りたい警官、人権問題には関わりたくないと逃げ出す州警察、あくまで警官のサポートとしてほぼ傍観者の州兵、それ以外の白人全てが黒人を恐れていたわけじゃないし、黒人全員が暴動に賛成だったわけでもない。あの抑圧された空気感と、いつ襲われるかという空気感が悪い方に振り切れた結果のような気がする。(ToT)暴動中にも関わらず、事件前のモーテルは別空間だったのが印象的。(゜゜;)

『集団心理』と『権力』に正義はないと実感。φ(..)

この頃から国にも見放され、憎しみが積もり積もってるかと思うと、そりゃ治安も悪くなるわと納得。(。´Д⊂)


気になるセリフ
『警官の犯罪も犯罪とみなすべきだ。他の犯罪と同じように。』

んでまず(^_^)/~~
今年11作目「デトロイト」鑑賞。
序盤の暴徒と化した黒人達に恐怖し、中盤の尋問と言う名の拷問に絶望し、終盤の裁判に憤慨し、神経が磨り減った。。。良い映画なので観て下さいとお勧めする映画とは違うような気がする。絵本の様な冒頭が表す様に監督はこの話を時間の流れを経ても風化させない様に語り継いでいくものとして撮ったのではないか。
SWの件で嫌いになりかけてたジョンボイエガはデンゼル臭を身に付けていた!そっちの仕事が増えそうだ!
暴力警官役もいい感じに腹立つ感じでとても良かった!
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