身を堕としていく人間の作品がなぜこんなにも好きなのか。これは最早性癖なのかもしれません。
前途有望だったポリーナ、しかし徐々に歪みがうまれていく…。
ダンスが圧巻でした。痛みも、苦しみも、芸の肥やし…
オーソドックスで権威的な評価も得ているのにわざわざ別の道を選ぶ。
南フランスで怪我したとき、アントワープで安宿に泊まれないとき、異国なのもあって心細いだろうな…
彼女はロシアは捨てたように見えるけれ…
邦題の「ポリーナ、私を踊る」を最初「私"は"踊る」だと勘違いしていました。
「私は踊るんだ!」という主張的な意味かなぁと思っていたんですが、観終わった今「私を踊る」以外ありえないな…間違えてごめんポ…
踊りのシーンは個人的にはもう少しグッッッとくるものが欲しいような気がした。クラブのシーンがあるので踊りや音楽のバリエーションになってて良かった。ポリーナ自身で悩んで決めてやっていく人生、そうでなきゃ…
>>続きを読むラストのダンスシーンが最高!
ポリーナの将来の夢は、ボリショイバレエ団でプリマになること。そのため彼女は幼い頃から夢に向かって厳しい稽古を続けてきた。ところがコンテンポラリーダンスに出会い、ポリー…
寄りの画が多かったシーンがあって、引きで観たかったなと思った。
ポリーナの心情の変化とか、怪我した後の彼氏、先生との衝突がもっとあったら分かりやすかったのかも…。アカデミー時代のこととかも分からない…
夢、挫折、迷走、光。
夢に向かって一生懸命取り組んできたからこそ辛く苦しい挫折と迷走。
環境に負けず、折れても立ち上がるその強さ、そしてひたむきな正直な心がようやく見つけた小さな光。
努力は必ず…
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