やるべきことをやるときに人は一歩前に進む
脚本が丁寧で本当に少ない描写で人間関係が明解に分かる、セリフ一つ一つが誠実で、全体に強い使命感を感じました。きっとこの作品は今しか作ることが出来なかったし作…
スナック(名前が「うらん」てすごい)でのインタビューが無自覚の暴力として作用するところなど面白いシークエンスはあるのだけど、自罰の象徴としてのセックスワーカーとかもうそろそろ食傷ぎみなわけで、タイト…
>>続きを読む高良健吾くん、目当てに梅田まで行ってきました!
お父さんが、震災の影響でちゃんと働かないから夜行バスに乗ってデリヘルのお仕事してるんかな。この女の子は…
夜行バス代もかかるし、稼げてるんかいな……
異なる人で感情はそもそも寄り添えるものではないという常識の暴挙が連続する。廣木監督はいつも東京の裏側を映して諦めの音楽を流してる。いま動いているひとつの歴史がまだそこにあったことを思い知ることになる…
>>続きを読む「やらなきゃいけないんです」
生活音が響くほど静かな映画で、福島県いわき市に生きる人びとを丹念に描いていました。
もちろん一部ですけれども。
全部さらっていった海もいまは穏やかで酷なほど美しいん…
震災後「守る」という言葉にひどく敏感になってしまうのはこれから先ひとりで歩んでいかなくてはならない決意の重荷になるからか。そして、震災から6年。期間を経て一人で生きていけない動物を見つけ「守りたく」…
>>続きを読む高良くんを見に。
多分、そういう映画じゃないんだけど...震災がどうのこうの、というのももちろんあるけど、地元を棄てて離れる人とそれができない人、生きて行くために新しい生活を始める人とそれができず…
日曜日に見たんですが、なかなか感想うまくまとめられず。パンフレットによると福島から東京までって高速バスで3時間くらいらしい。それで、あの違い。街の風景もだけど気持ちの距離感というか。柄本時生と光石研…
>>続きを読む(C) 2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会