48年目の想い出づくりは
「ヘミングウェイの家」に向かって
ジョンとエラの旅は
二人っきりでゆっくりと始まる
アルツハイマーが進むジョンは
あっちとこっちの記憶をいったりきたり
「戻ってきたのね」…
とにかく愛が詰まっていた。
どんな形であろうと、2人は離れはしない。
人生イコール旅とも言うが、2人は最後にまさに旅に出た。
でも旅からはいつか帰って来なければ。
どうやって旅を終わらせるかは、自分…
この手の話は恐怖なんですよ。
避けることは不可能で絶対自分に順番が回ってくることですからね。
怖ぇ。ひたすらに怖ぇ。
この夫婦は幸せだったろうと思います。
ハッピーエンドですよ。良き良き。
…
オンライン試写会で。
観終わったあとの感情が迷子。幸せなのに悲しい。悲しいけど幸せ。これで良かったのかな、これが一番良かったよね、他に方法はなかったのかな、と、色々な可能性を考えては打ち消していく。…
自分の親の行く末について、また自分自身の行く末についても考えさせられる映画だった。
ヘレン・ミレンとドナルド・サザーランド夫婦の演技がとにかく素晴らしい。
湿っぽい映画になりそうな題材なのに、あち…
Virzì のベスト作品ではない(少なくとも『歓びのトスカーナ』を超えていない)と思いますが、いい映画です。
笑うところも、泣くところもあり、全体的に愛すること、老いること、生きることについて考えさ…
喜怒哀楽の全てが詰まった作品。
南へと車を走らせる、記憶をなくしつつある夫とガンに侵されている妻。2人の旅は、風景よりも目的地よりも、ただただ2人一緒にいることに大きな意味があるように見える。お互い…
兎に角、今、自分の人生で愛してる人のことを考えられずにいられない映画でした。
綺麗事ばかりではなく、ロマンチックなシーンばかりでもなく、涙だけでなく、つい吹き出してしまう笑えるシーンもありましたが…
医療に携わっている私的な立場で観てしまった。認知症あるあるを上手く演じているので、患者さんの家族の気持ちも患者さん本人の気持ちもこれを観る前より少しは理解できたと思う。
老年夫婦二人の阿吽の呼吸の掛…
これほど静かに泣いた映画はいつぶりだろうかと、泪をぬぐいながら思いました。
認知症で妻のことすら忘れていく夫、もう治ることがなくただ死ぬことを待つのみの末期がんの妻。二人が最後の最後、昔のように旅を…
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