今一度HIVを考えてみる
医療技術の進歩で今や不治の病ではなくなったエイズであるが。まだ治療法も確立しておらず分からない=いかがわしいという価値観が支配していた90年代の話。当時エイズ=ゲイという…
エイズの表現がこう、ビジュアルとしてではなく、その症状の進行の早さだったり、タブー視だったりが、現実的。
やり方〜って思うけど、でもそうでもしなきゃって、そうだよね、って。今では当たり前にあるから、…
孤立して見放されて苦しくて、でも味方がいるから深く繋がるし、反面希薄でもあるし。内容的にも「ノーマル・ハート」から直結するけど、アクティビストの過激性の是非を考えさせられる辺りの繋がりは特段強い。こ…
>>続きを読む衝撃的な作品だった。彼等の苦しみを自分事として見るのはおこがましいが、他人事として見て見ぬ振りをしてはならない。限られた命をどう使うのか。病気や差別の問題だけでなく、人としての資質が問われるテーマだ…
>>続きを読む色々論文読んだりしてたけど、HIV ウイルスの起源がチンパンジーやサルから経由してきたのは興味深かった。「パレードへようこそ」とは別のアプローチの作品。エイズが死の病ではなくなった未来から見ている…
>>続きを読む心にくる映画だった…途中まではアクトアップパリのミーティングがほとんどで、言葉で考えながら見たが、後半にいくにつれて2人を中心に描かれるので現実味をグッと増して、エイズの深刻さを痛感した。メッセージ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
苦しい、苦しかった、
どんな言論も権力も知識も死を前にしたら無力、だけどだからこそ声を上げるということの意味を感じた。
この映画を評価せざるを得ない。評価できる価値観を持ち合わせていたい。
「………
© Céline Nieszawer