[アデル・エネルに惚れる映画] 90点
会議と抗議シーンのパッチワークで描き出すAIDS活動家の生と死を描いた作品。カンヌコンペ祭の一環で鑑賞。
AIDS感染という共通点のみで集まった活動集団で…
今一度HIVを考えてみる
医療技術の進歩で今や不治の病ではなくなったエイズであるが。まだ治療法も確立しておらず分からない=いかがわしいという価値観が支配していた90年代の話。当時エイズ=ゲイという…
ジャケットのキラキラした感じとは真逆の、結構重苦しさに驚いたが、
アクティビスト(活動家という日本語に違和感があるのでこれで)を扱った映画は、おそらく初めて見る(ザ・コーブは認めない)
フランス社会…
エイズの表現がこう、ビジュアルとしてではなく、その症状の進行の早さだったり、タブー視だったりが、現実的。
やり方〜って思うけど、でもそうでもしなきゃって、そうだよね、って。今では当たり前にあるから、…
孤立して見放されて苦しくて、でも味方がいるから深く繋がるし、反面希薄でもあるし。内容的にも「ノーマル・ハート」から直結するけど、アクティビストの過激性の是非を考えさせられる辺りの繋がりは特段強い。こ…
>>続きを読む© Céline Nieszawer