夫婦の離婚後お互いの恋人が居て心の拠り所があるのに息子だけ行き場がないなんて切なすぎる。子供が失踪してもどこか他人事の両親。反対にボランティアの人々の助けたいという素晴らしい行動に救われた。自分勝手…
>>続きを読む家族が崩壊するという現象は、その一家の事情や個々人の思いに限ったものではなく、経済思想を含めた社会学、その結果を踏まえた政治思想、ひいては国体(その国のアイデンティティ)にまで及ぶことが、冴えざえと…
>>続きを読む終始胸が痛い。観終わってもまだ痛い。
ロシアの離婚協議中の険悪な夫婦の話。生々しくて絶望しかない。自己愛だけで生きていて、自分の幸せしか考えていない夫婦。そしていらない子供。子供が夫婦喧嘩の会話を…
木を見上げている。そしてその後川の流れを追う。不穏な鍵盤楽器の音とともに。
ラブレスはこうして始まる。学校を終えたアリョーシャは、クラスメートと挨拶を交わすと、家路に着く。立ち入り禁止区域を歩きな…
こんないやーな映画を夢中になって最後まで見通してしまい、これは傑作だ!と思ってしまう自分がすごーく嫌になるような作品。
それはともかく、とにかく寒々とした世界を作り上げた監督の構成と演出は見事。
ク…
暗くて重くてロシアの曇天のような、そしてタイトルそのままな作品。
国を問わずこういう親はどこにでも存在すると思うし子供を作ったら駄目な人は確実にいる。
あの遺体はアレクセイってことでいいのだろう。損…
身勝手な大人の犠牲になる子供は親の事情を知る由もなく、その絶望感は想像を絶する。個人主義と利己主義は微妙なバランスで危うく、何かが欠如した精神は現代人の多くが抱える闇の部分でもある。先進国が抱える少…
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