ラブレスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ラブレス」に投稿された感想・評価

chi

chiの感想・評価

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息子以外はみんな間違っているようででも連鎖や反動と考えると仕方ないような気もして。かと言ってそれぞれのパートナーの間にも愛情は見えないし...。物理的にも人間的にもずっと冷たかった。
Kuroita

Kuroitaの感想・評価

3.7
隅々まで寒々しい。
映像も中に動く人間にも温度は感じない。
息子を探し出そうとする警官やボランティアにさえも。
どこかにラブがあるんじゃないかとずっと目を凝らして探してみた。
白金

白金の感想・評価

4.0
大局的にはウクライナ情勢に対するロシアの態度の風刺。

劇中にウクライナ情勢のニュースが意味深に扱われ,家族や子どもに対する態度とウクライナに対する態度とを揶揄する構図。

ロシアの中でもかなり裕福な生活をする夫婦。

それでも二人の愛は冷めており,お互いにパートナーが存在し,二人の間に出来た子どもには無関心。

どちらも親権を望んでいない親の喧嘩を聞く思春期の子どもは失踪することになる。

歴史を辿ればウクライナはロシアにとって家族,あるいは子どものような存在である。

本来の家族をそっちのけにしながらも国際社会には良い顔を見せるロシアは,まさにこの仮面夫婦そのものである。

つまり,本来の配偶者たるウクライナには冷たく,子どもたる国民には愛情希薄なのである。

愛国心を唱えながらもそれはあくまで取り繕ったもので,家族たるウクライナの苦しみにはLove less。

愛国心を仮面的に纏った姿で筋トレする姿はまさにプーチンへの揶揄となる。
えぇ。まさかの。
息子がどんな作戦でどこにいるのかが気になりまくりで観てたけど…ちゃうのね。観るべきはそこじゃないのね。恋に恋するとかよく言うけど…この夫婦、どっちもそんな感じがした。幸せは勝手にはやって来ないんだろうと思いますよ、

ロシアが舞台の映画はあまり観る機会がないから新鮮やった。離婚したらクビとか、トップが絶対ってスタンスにさすがって思ってしまった。あと、玄関先の屋外にルームランナーあるとかちょっと良いやん。で、ジャージに「ロシア」って書いてた。愛国心がすごい。終始、寒そう。一晩家に帰らんだけで凍死しそうや。
あまりにも哀しい失踪事件。

子は親を選べないと言うが、離婚話で我が子の親権を譲り合うような親の元に産まれてしまった少年の悲惨さには、とても胸が苦しかったです。

ラストシーンに再度映し出される空に靡くリボンまで、心に重苦しく残る作品でした。
0sugar

0sugarの感想・評価

3.0
すっごいタイトル通りの映画
良心はボランティアの人たちしかおらん
アレクセイ色素薄くて可愛かったなあ
最後のニュースでキャスターがウクライナの崩壊について報道してたけど
この家庭とリンクさせてる内容に感じた。
おばさんが叫んでた言葉はまんまアレクセイの気持ちに繋がる気がする。
私たちはどうして苦しまなきゃいけないの?って
絶賛されてたので軽い気持ちで見た新年一発目がこれ。
デキ婚した結果、W不倫。お互い早く離婚したいけど子どもを疎ましく思っていて、傷付いた子どもが失踪してしまった。
どうなる…!?というあらすじ。

正直リアルだなと思ったし、環境が変わっても結局こうなるのだと思わされるラストでした。
みんな自分が1番可愛いから人の不幸に興味なんかない。
ボランティアの人たちは実在の団体がモデルらしいけど立派です。
白湯

白湯の感想・評価

4.0
果てしなく無関心で「愛せない」表現が露骨。
見てるこっちが、最後はアレクセイの顔を思い出せなかった。
DVDのメニュー画面に戻ったときに、「アレクセイってこんな顔だったっけ?」って思った。

紛争や貧困とは縁がない生活をしていても、また違う苦しみを強いられる子供。
大人達は何度も同じことを繰り返すレールに乗っている。

関係ないけど、ロシアの住宅って暖房器具なに使ってるんだろう。
あんなに外寒いのに下着で寝られるってすごい。
劇中に「雪中の狩人」を思わせる風景があった。
MACabuser

MACabuserの感想・評価

4.0
「愛がない」状態ではない、憎む恨むでもなく、
〈愛がない関係性を行為で表現せずにいられない感情〉をさす新語が必要。

ハネケのセブンスコンチネントから現代的に深度が深まった感覚、
貧困や紛争を乗り越えた先には、哀しくもまた別の問題が生じているという同じ根です。

「善く生きなさい」との教えを無視したところで
満たされた生活は多少がんばれば手に入る。
愛が生きることに必須ではなくなった時代、
人間の関係性は家族間であろうと崩壊の危険に晒されている。

この映画が示したのは問題提起のみで救いは何もないんですね。
終幕のカットではただ少年の投擲したリボンがはためくのみ、
考えていく役割は次の世代に託さなければいけない。
さあ、このリボンを見て何を感じますか?と問いかけられ、
考えることをやめてはいけない。
胸糞夫婦がお互いにこどもを
引き取りたがらないクソクソ映画
無関心はクソ!!!
ボランティアという存在がいかに素晴らしいか…
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