大抵の人はダメな自分を自覚して生きている。その上で何かに立ち向かったり、仕方なく手放したり、諦めきれずにすがったりする。数えきれないほどの挫折や後悔を飲み込んで、今日も街は息吹する。
その風に誰かが…
短くてシンプルだけど丁寧であったかくなるドラマに仕上がってる。こういう最後に感動っぽい展開を持ってくるストーリー、普段は好まないけどこの作品はさらっとしてて良かった。マンハッタンの景色の映し方もめち…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2024年06月12日Amazonプライム、無料配信。
最後の種明かしで色々一気に清算した感じだけども、まぁこれはこれでしょうがない。
監督、『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ。
挿入歌に…
モラトリアムなニューヨークの青年。消費文化に背きアートに向き合う姿は羨ましくも感じる。同監督"Gifted"然り、才能を肯定しアイデンティティを得る過程は、マークウェブ自身の投影とも見える。
>>続きを読む両親とは言え、個人的な秘密ごとに執拗に足を踏み込みのは自分に振り向いてもらうための過度な求愛行動。恋人そっちのけで家族の愛情に飢えてる主人公は自立のできていない、まさにイノセントなキャラクター。だが…
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