初めて観る監督の作品、そもそもイランの映画自体初めて観た。アラビア文字のクレジットが新鮮。
自殺願望のあるタクシードライバー?の男が乗せていく客に高額な報酬と引き換えに自殺の手伝いを頼んでいくも一…
好きな台詞↓
わしは死を置き忘れて
桑の実を持って帰った
なんだかタイムリーに春日武彦先生の『自殺帳』と二階堂奥歯さんの『八本脚の蝶』を読んでいたこともあって、
自殺をしようと思っている(思ったこ…
桜桃の味
アッバス・キアロスタミ監督一本目
すごく良い映画だった。
独特な映画だと思うが、風景、この空気感、会話がすべて相まってて心地よかった。youtubeで紹介してるような「人生が変わる映画特…
自分が生きる本当の意味とはというところを深く問うとそりゃあだれだって死にたくなるようなときもあるけれど、みんなおんなじ世界に生きてるのに見えてる世界はまったく違うんだし、おいしいものを食べると誰だっ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イランにも紅葉があるのか、砂と埃と木々で全体的に黄色っぽい画面だった。用意されてないような風景や人でとても自然に見えるけれど、車を追いかける長めのカットはきっと何度もポジション変えたりリハーサルした…
>>続きを読む行く先々でみんながお茶飲む?って聞いてくれて優しい。男がどうなったかも分からないし、最後はメタ的な終わり方。自殺について肯定も否定もしてない。生きろ!みたいなメッセージはなく、自分で考えろよって言わ…
>>続きを読む黄金色の草原と砂埃の黄色い道をくねくねと行く。最初は兵役中のクルド人の青年、次はアフガニスタンから来た神学生の青年。"仕事"を依頼するもどちらにも断られる。神学生が神の教えをもとに説得を試みていて、…
>>続きを読むどう考えても見たことない景色のはずなのになつかしく、とてつもないエモーショナルに心をえぐられ
はしゃぐ子供たちの中に自分がいるような気さえする…
夕暮れと砂埃のやまぶき色がそうさせる
美しいひとつ…
(C)1997 Abbas Kiarostami