【一言で言うと】
「宵越しの“恩”」
[あらすじ]
バディは、自殺の協力者を求め、一台の車に乗ってさまよい続けていた。道中彼は、あるトルコ人の老人ゲバリに出会う。老人と話すうちに、絶望していたバデ…
キアロスタミ監督の作品は『友達のうちはどこ?』を観たことがあるけれど、あれも九十九折の道をひたすら進む作品だった。でもそれと違って、この作品は進むと言うより行ったり来たり、そこから抜け出すのに二の足…
>>続きを読む自殺の協力者を探すため、車で街を彷徨い続ける男性の話。第50回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
イラン国民の約99.8%がイスラム教徒と言われているが、イスラム教は自殺が禁止されているため、…
“桜桃の味”ではないけれど、仕事に疲れた時の食べた“メロンの味”によって「こんなに美味しいの?まだ生きていたい!」と思って元気になった事を思い出します。
人生のベースは基本的に不幸だとしても、「生き…
いかなる国籍のどのキャラクターも、全員純粋で素朴で良い人だった
神学勉強中の彼も、伝え方はさておき心から素直に自殺を止めようとしていたことが伝わってきた
アップでは話者のことしか映さないことと、…
(C)1997 Abbas Kiarostami