少年Aと、図らずも彼と接することになった、心に傷を持つ人達の話。驚く程薄っぺらい言葉と、受け止めきれない程の重い言葉、そして表面的な優しさと目を背けたくなる程の人の醜さ、恐怖、自己保身に塗れていた。…
>>続きを読む原作読後の機内鑑賞。
本はなかなかよかったけど、映画は佐藤浩市の家の話をして入れたことで、逆に原作の本質がかなりぼやけたように思う。
原作にはないこのエピソードを入れて、犯罪者の贖罪についてよりわ…
実際のあの事件と重ねて観てしまった。全然たぶん違うけど
話が横に広がりすぎて、縦に広がって行く感じがしなくて終着点が見えなかった。
「過去の罪」への向き合い方を考えさせられるが、重すぎて尺が長く感じ…
鈴木と益田のストーリーがメインなのに、他の人物のストーリーがあり、ちょっとブレてたかな。
二人に絞り込んで作り込んでくれると良かったかも。
殺人に対して、どう償いをしようが許されるものではないけ…
こんだけ過去を引きずった人達ばかりの群像劇を観させられると 人が生きてる事自体がもはや”罪“のようにも思えてくるけど
人生にはある程度の”鈍感さ“も必要とも言い難いんだよなぁ…被害者や遺族の心情を…
集英社2018 映画「友罪」製作委員会