犬猿の作品情報・感想・評価 - 31ページ目

「犬猿」に投稿された感想・評価

りり

りりの感想・評価

3.0
すごいわかる

家族のこういう感じ

言いたい放題
やりたい放題

ブスな姉と美人の妹、真面目な弟と不良な兄、あるよね〜(´∀`) 今作兄妹あるある映画です!正に犬猿の仲なんだけど、でも大好き!でも普段はこのやろうと思う事ばかり、このあるある感が楽しくも切ない。


私事なんですが、先日マイ親父が脳出血で倒れました、命はつなぎましたが多分重度の障害が残るものと思われます、もう、一緒に映画も、ビアホールも、民宿も、ドライブもいけないと思います。
フィルマファミリーの皆様!正に孝行したい時に親はなし!ですよ! 幸い私はここ10年くらいは自分で言うのもなんですが、全力で親父孝行(かあちゃんはもっと以前に他界してるんで)してましたんで後悔はありません、我が家はこれまでとは違った親父孝行するステージに移りましたが、我が兄妹全員でこれからの親父を支え続けることを、親愛なるフィルマファミリーの皆様に誓います!
「共感!共感です!」
もう冒頭から掴みは完璧ですね。
気色悪いテンプレ感想しか言えない脳内お花畑ミーハー御用達邦画に対する監督のアンチテーゼにすら思える。

なんといっても脚本が素晴らし過ぎる。
普段の生活では表に出さない(出せない)ようにしている内面にある嫉妬、残虐さ、卑劣さ、欲望などというような人間の醜さが公ではなく、あくまでもチラッとといった感じで垣間見えるように根回しされた、よく練られた脚本。良い。
胸にぐさぐさささる感じ。

いっそ他人なら、あきらめのつく事も、兄弟・姉妹ゆえに湧きあがる嫉妬。
しかも、奥底には愛情もあるから、余計に強い気持ちになるんですね。
他人より遠慮無しに気持ちをぶつけてしまいがちですしね。

江上さんの役所は、勿論の事、
新井浩文の「お前、昔、兄ちゃんの事、好きだったんだよ。」
で、涙出ました。

主役が四人ともはまってて、めちゃめちゃ良かったです。
ほぴの

ほぴのの感想・評価

3.9
「私には何もないんだよ。持ってない。空っぽなんだよ。」に胸打たれた。
KMD

KMDの感想・評価

3.9
吉田ワールド。姉妹も兄弟も、外見と相手に左右されて変形しただけで、最初は中身一緒。でもね、同じには戻れないもんだよね。
私にも姉がいるが大人になりここまで大きなケンカをした事はないなぁ。
ケンカしてもすぐ仲直りしてまたケンカ。
わかるな。
ペイン

ペインの感想・評価

4.3
“大女優ニッチェ江上、爆誕”

胃がキリキリと痛むような悲喜劇をとらせたら日本一!こと吉田恵輔監督新作。

「さんかく」という作品を観て低予算でも人と人との微妙なすれ違いでここまで面白い映画が撮れるのか!と日本映画に希望を抱かされ、2016年邦画を代表する大傑作ノワール「ヒメアノ~ル」で完全に吉田恵輔監督に心を鷲掴みにされた身なので今回も非常に楽しみにしていました。

結果やはり安定の吉田恵輔クオリティでした。「ヒメアノ~ル」同様にタイトルが出るまでの意地ワ~ルな演出には唸りました(笑)底意地の悪さという意味では過去最高かも。

基本的にはオリジナル脚本で映画を撮られる方なのでやはり作家性がもろに出て本当に面白い。

本作は兄弟というもののいがみ合っても結局離れられないという性を見事に描ききっている。その“わかる~”“あるある~”と100回頷きたくなるほどの緻密すぎる人物描写はどうしたら出来るのか本当に教えて頂きたいほど素晴らしい。

キャスティンクも最高で窪田正孝、新井浩文、筧美和子と見事なハマり役なのだが中でもニッチェ江上にはぶったまげた。今年の「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドにも匹敵する演技で半端じゃない逸材だと感じました。この先長く日本映画に欠かせない女優になるのではとすら感じた。


ただ本作、中盤までは最高なのだが終盤のある展開から非常にくどくてウェットで説明的になってしまっていて萎えてしまった。あそこが改善されていれば満点に近かったかもしれない。惜しかった。でも確実に今年観ておくべき日本映画のひとつです。
これ見て、幼い頃に弟と取っ組み合いのケンカをして、リビングの扉のガラスを割ったことを思い出しました。

兄弟、姉妹ていいですね。

お笑い芸人のニッチェの大きい人が遊園地に行くシーン、大好きです。
泣いちゃったよね。
お兄ちゃん好きだったなあと思い出した。
もし新井浩文さんに会ったら感想伝えたいな。