犬猿の作品情報・感想・評価 - 31ページ目

犬猿2017年製作の映画)

上映日:2018年02月10日

製作国:

上映時間:106分

3.9

あらすじ

印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この二組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。

「犬猿」に投稿された感想・評価

glassman

glassmanの感想・評価

3.7
所詮人って➕と➖の均衡の元で生きてるのかな。それが優劣、善悪、強弱であったり。オンリーワンとかいってもやっぱり他と比べちゃう。
他人なら付き合い程度で見えるだけのその人の一面が、この作品では兄弟·姉妹のフィルター越しに見る事により、血のつながりといったシガラミから否応なしに避けて通りたい部分まで浮きぼりになっていく。
性格上これといったストーリー性がある訳でもなく、終盤ムリクリな展開があるものの、“そんなもんだよね”といった空気感が伝わる時間でした。
小太郎

小太郎の感想・評価

4.3
面白かった。みんなうまい。
救急車の車内のシーンはいらなかったかな。
Jr

Jrの感想・評価

4.0
兄弟がいない自分。
兄弟がいたらこういう感じなのかなって実感を持つことができた。
どんなに犬猿の仲だったとしても家族であり、唯一無二の兄弟。
すっげーわかりやすい作品で見やすかった。
いやーおもしろかったなぁ。新井さんこえー。笑
江上さん芝居力すごいな。
窪田くんも流石と言わざるを得ない。
筧さんのあの感じも合ってたな。
ナイスキャスティングすぎる。
ogate

ogateの感想・評価

4.3
見せ方が上手すぎる。
無駄を全てそぎ落とし、エンタメだけが残ってる。

オープニングでなんだこのクソ映画と思った人はもう負け。
723

723の感想・評価

4.5
まず始まり方が面白かった(笑)
それだけで、ああ〜〜やられたあって感じ。
同性のきょうだいがいないので共感できる部分はやや少なめだったけど、コンプレックスや嫉妬って兄弟相手だけじゃなくても抱えてしまうものだし、そういう意味ではわかるな〜と思うところが多々あった。

和成はだいぶ闇抱えてそう。好青年装った悪魔。きっと人を見下してたい人。クソだ。でも、わかるところもまあある。きっと真面目なんだよねすごく。そしてそれを否定されたらそりゃ嫌だよね。自分がやってきたこと、間違ってないって思いたいよね。すごく、日本人って感じ。
なにはともあれ「人を殺しそうな目」をやらせたら一等の窪田正孝さんにぴったりの役をありがとう。
卓司みたいな人は和成にとってはそれこそ「天敵」なのだろうな。破茶滅茶で凶暴で、でも強くて力があって、失敗もそれなりにするけど、なんとなくうまくいっちゃう人。そういうひとって、努力とか知らないから。なんであいつだけって思ってしまう。
一生懸命頑張って守ってきたところに、土足で踏み込んでくる感じ。
うーーーん、なるほどしんどい。
でも、兄弟なんだもんね。

正直筧美和子さんとニッチェ江上さんの演技は全然期待してなかったのだけど、感情が爆発するシーンがよかったし、やっぱ姉の遊園地のシーンは笑う(笑)
赤い菊、かわいいい〜〜っつって花言葉調べるのちょっとかわいかったな。恋してたよね、してたのにね。クソだよね。
姉の気持ちはなぜかすごく感情移入してしまって、辛かった。幸せになって欲しい。報われて欲しい。それは和成も然り。だって努力している人が報われない世界なんて嘘だよ。

姉と弟が似ている部分、妹と兄が似ている部分、その逆もあっておもしろかったな。
ストーリーは思ったよりもぎゅっとしっかりしていた。
せっかく地元の映画館でも上映してくれるようなので、もう一回観に行く。


最後に。。
窪田正孝に「お兄ちゃん」と呼ばせたのは誰ですかーーーーーー!?!?!?!?!?握手してくださーーーーーーーーい!!!!!!!
ryo

ryoの感想・評価

3.8
兄弟いる人は特に楽しめる気がする!

始まりと終わりがうまい…。始まり、うっかり気を抜いてたし機材トラブルかと思った…

兄弟や家族について自分が文句いうのはいいけど他人に悪く言われるのは許さんぞ、っていうのめっちゃわかる…。

姉妹の妹ちゃんはやっぱり本気で嫉妬してたか〜??とはちょっと思ってしまったけど…。
市ヶ谷

市ヶ谷の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

兄弟と姉妹の話だからついていけるかな?って思ってたけど、自意識とコンプレックスのコメディだった。胸糞かと思ったけど本当に爽快。でもこれ私が性格悪いからかもしれん。

人類全員に「ずるい(羨ましい)」と思っている身としては、彼ら彼女らの対人羨望ぜんぶ分かるし、それが爆発していて非常にスカッとした。

新井浩文の純粋にヤバい感じ、窪田正孝のいつか人を殺しそうな感じ、お姉ちゃんの外見コンプレックス、美人妹の「あたまからっぽだもん!みんなにバカにされてるのわかるよ!」もある意味固定概念的なんだけど、だからこそ振り切ってくれててよかった。

怖いのは、「家族だから」「きょうだいだから」が前提になってるところ。一瞬兄を見捨てたせいで弟は一生兄に頭が下がらなくなるんじゃないかとか思うけど、そこはタイトル「犬猿」の通り。変な心配がいらない。きっと彼ら彼女らはこのまま。

でもスクラップ&ビルドですから。そこはちょっとずーーーーつ良くなるんじゃないかなーーーーーいや無理かハッハッハ、みたいな、そんな感じ。

主題歌がACIDMANでコメントで「友人の新井浩文が出てる映画なので」などといっていて、それもまたよかった。よかった。
ha

haの感想・評価

3.2
兄弟、姉妹同士の罵り合いほど醜いものはないな。最後のメンチ切り合戦はさすがに笑ってしまう。
Aya

Ayaの感想・評価

3.6
好きですねー!

コレ「スリービルボード」と対極にある映画だと思うんですよ。

人の性根はそうそう簡単には変わらない

という意地が悪いけどハッキリホントのこと突きつけられたw

一瞬ふんわりといい感じに終わりそうで、えーそういう感じ??と不満タラタラだったのですが、グイッと方向転換したよね。

さすが吉田恵輔・・・人の底意地の悪さ、知らず知らずにみんなが抱えている劣等感や嫉妬心、居心地の悪さを描かせたらピカイチだと思った最高。

エンディングがACIDMANで久々に聞いたらやっぱ文句なしにカッコよくて、さすが20年続いてるバンドは違う!と思った
兄弟の前に人と人であって。となると、当然犬猿にもなり得る。何よりめんどくさいのが血が繋がっているという事実。てかそれがなんだっていう開き直りもできるけど。でもいつも目の前にいて。当人同志はそれを公認しつつでも違うんだ!という矛盾した感情を闘わせ続ける。死ぬまで。
兄弟いる人はまた違う見方するのだろうな。親に置き換えてみたりもしたけどちょっと違う気もするのです。AとBとしての比較は常にハードだろうから。お兄ちゃんが中古車買ってきたところが切なかった。