ボイス・オブ・ムーンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 11ページ目

『ボイス・オブ・ムーン』に投稿された感想・評価

死者たちが満月の夜に帰ってきているのだろうか。真っ白い顔に赤い口紅をひいた死に装束のように見えるベニーニ。思い出が混じっているのか、祖母のスカートの下にもぐったようにミス小麦コンテスト会場の舞台の下…

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砂場

砂場の感想・評価

4.0

1990年代のフェリーニというとなかなかイメージ湧きにくい、やっぱりこの巨匠は50年代から70年代のイメージが強い。
主人公の青年は月の声を聞きたいと思いあちこちに出歩くが、90年代には月の声はもう…

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okaweri

okaweriの感想・評価

3.0
登場人物の見た目、キャラ濃い
記憶や考えたこと、メッセージをよせあつめて詰め合わせた感じ
主人公にしか見えないことがあるんだな
イタリアの人は主張が強いなあ

指揮者?のヒゲのおじさんがお気に入り
umihayato

umihayatoの感想・評価

5.0
もう少し静けさがあれば・・・
ほんの少しみんなが黙れば、何か分かるかもしれない。

フェリーニの最後のメッセージ
イシ

イシの感想・評価

-

フェリーニの一生を振り返るならエットーレ・スコラの遺作のほうがノスタルジーがあるし、
月の話だったらタヴィアーニ兄弟の「カオス」が面白いよなあ…。

ベニーニじゃなかったらちょっとでも印象違ったのか…

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本作を鑑賞する際、筋を通したドラマとして観るよりも幼少期や人生の影を想起させてくれる追憶体験(馬鹿騒ぎの後の心寄り添う相手との帰宅、豪雨の中見送りに来てくれる親戚など)の連鎖なのだと考えて観た方…

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たむ

たむの感想・評価

4.0
フェデリコ・フェリーニ監督の遺作です。
映画監督の遺作は、意識・無意識に関わらず、時として死の影が濃厚になりますが、本作もその一本です。
井戸、月、あの世など、想像力豊かな世界観を表現しています。
自分には退屈以外のなにものでも無かった。
早く映画館出たいなぁ、としか。
巨匠、スミマセン。

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