【第73回ヴェネツィア映画祭 国際映画批評家連盟賞】
『ティエリー・トクルドーの憂鬱』ステファヌ・ブリゼ監督がモーパッサンの同名小説を映画化した作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、国際映画批評…
女性の幸せはどこにあるのか?
自分自身ではなく他人に依存するものなのか
モーパッサンの女の一生は150年くらい前のものだが、ここで描かれる「女の一生」は女性の生き方が多様化した現代でも変わらない面が…
千金の重みを持つラストの一言のために2時間耐える映画。個人的にはとても面白かった。この一言を聞いてニヤニヤしちゃった。さすがモーパッサン。
原作はフランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンが1883年発…
おもしろい映画体験だった。
舞台は19世紀中頃のフランス。男爵の娘ジャンヌの人生の物語。
モーパッサンの名作にステファヌ・ブリゼ監督が挑む。
何が起きたのかは直接には映さない省略が多用されてい…
一人称映画 ある女の愛の遍歴
電気の無い時代の物語なので、夜は暗いです。
基本、灯りはロウソクか暖炉の炎。
寝室のシーンでは、オレンジ色の光に照らされた主人公の鼻の形から「ああ、こっち向きに寝てい…
@試写
前作『ティエリー・トグルドーの憂鬱』で社会に対する洞察といい、映画技法といい、感嘆させられたステファヌ・ブリゼ監督。彼が20年前から構想していたというモーパッサンの原作の映画化。
ヒロイ…