あまり期待はしてなかったが、個人的にかなり魅入ってしまった。常にブレたキャメラは心のブレか。隆太郎の部屋で唯一止まるそれ、「なにを考えてるの?」の問いに「何も考えてない」、ブレるカメラ+無表情に歩く…
>>続きを読む監督、脚本の二ノ宮隆太郎がカッコ悪い自分をさらけ出す。面白くなさそうに働き、不味そうに酒を飲む。見たくない部分もさらけ出す。ずんぐりむっくりで男前でもない。でも目が離せない。
暴力を浴びても、ほぼ…
銀幕短評(番外)
残念映画(とおし番号なし)を、さくっと12本 ながします。
「ANORA」
2024年、アメリカ。2時間18分。
総合評価 72点。
アカデミー賞 総なめ映画。刹那的な快楽(浪…
今泉力哉監督のサッドティーに味わい深いキャラで出てた人だ…と思い鑑賞。
人の枝葉末節に振り回されない我が道を行くタイプの主人公だが、自身もどこかで枝葉に囚われた人生を歩んできた。
この自己矛盾が行…
僕も学生時代、先輩の顔を金玉に見立ててイジってる時期があったので恥ずかしくなりました
隆太郎、一挙手一投足に共感できてしまうので見るに堪えなかった
えぇなんか、厭世的で周囲の人々をぼんやりと見下し…
「あんたいつから同じこと言ってんだよ。今すぐ会社辞めて行動しろよ」
人生の目標を叶えるために、不要なしがらみという「枝葉」を剪定しようとする物語。
彼女持ちの幼馴染、高給取りの親は普通の幸せを…
©Kurinke