レビュー漏れ。
1950年代オートクチュールの衣装、細かな壁紙、しっとりしたセットの空気。全てが美しいけど、流れる物語はP・T・アンダーソン監督らしくドロっとした感じ。
大好きな世界観です。
…
なんちゅう愛の形や…
愛情が届かなくても、もっと深くて鋭い憎しみなら届く。
相手を破壊することでしか到達しないラブストーリー。
つまり映画的類型も破壊した。
こんなに難解な人間性を持つ芸術家を生み…
PTSで鑑賞した事の無い作品を一気見中。
職人気質で独身の仕立て屋の男性とウェイターの女性の恋。
この設定を監督が撮っているというだけで面白く無いはずがない。
なぜ今まで観ていなかったのだろう。
…
このレビューはネタバレを含みます
恋愛はゲームのような物だ。
手綱を握る方、それに従う方。
最初は仕事人間の一生的な話かと思っていたが、後半になって違うと分かった。
テーマを定義するのが難しい…
男は母(規律、愛)の中にい…
完璧に仕立て上げられたオートクチュールの衣裳。それを身に纏うは、素朴な時に下品ともいえる行動をとるアルマ。整えられた美しさではない自然美。
厳格な規律が敷かれたレイノルズの生活に辟易してしまう。自…
オートクチュールの仕立て屋レイノルズとカフェで見つけた彼のミューズアルマとのラブストーリー
気が強くて好きな男を手に入れるために危うい橋を渡るアルマは魅力的に見えました
アルマの内面に無関心だった…
© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved