予告の映像美に惹かれ、絶対映画館で鑑賞したいと思ってた映画。
霧がかったグレーの世界。
錆びた部品が軋む音だけが響くような静けさの中、壮大な長江の美しさを体感出来るただただ美しい映像。
ストーリー自…
これは超好きなやつだった。映画史的な例にもれず、心理的・歴史的な探求として展開される河の遡行。船がゆれ、みなもがゆれ、光がゆれる。その不安定な現実の足場から、亡父を鎮魂する民間信仰の儀式が幻想を招き…
>>続きを読む船の青くて強力なライトが川面に跳ね返っているのが何故だか一番印象に残っている。
どんなに雄大な景色を写しても低い曇り空が圧迫して来て、見ていてずっと苦しい。船のデザイン、水に沈む町、川の真ん中の孤島…
ベルリン国際映画祭 銀熊賞(芸術貢献賞)受賞作品。
長江を遡(さかのぼ)る貨物船の船長の幻想的な旅を描く愛の詩。
美しき映像美と随所に入ってくる叙情的な詩(し)が心に突き刺さり鳥肌が立つ。
まさ…
ツバメ号とシジュウカラ号とエドワード・ヤン(&ホウシャオシェン)とライナー・マリア・リルケと初恋の来た道と世界ふしぎを足して、
クエスチョンとユーモアと感動を引いて、
ニーチェで割って、
割り切れな…
『長江 愛の詩』。
ザザー、ザー、ザザー、ザザザー、ザー…
画面の奥でずっと聴こえているのは、長江の川の流れの音。
長江の大きさは日本人の尺度を超えている。河岸の各都市では、船着場ではなく立派な「…
なんと、途中何度も寝てしまった記録です。。トホホ
(恵比寿ガーデンシネマ)
そもそも映画館の暗さで寝る傾向にあり(子供かっ!)、特にこの手の静かなアート系に弱く...
なので、つまらなかったというわ…
河口から上流へ、一冊の詩集と共に遡る愛と生の謎めいた起源。
轟音と光の工業地帯、山水画のような景色を作る川と船、三峡ダムと消える町。
時に弱り、時に快活に、現れるたび違う表情を見せる女性に託されたイ…
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