愛と希望の街の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『愛と希望の街』に投稿された感想・評価

大島渚のデビュー作。金持ちと貧乏の断絶を象徴したラストシーンは、当時の政治的な時代背景も相まって賞賛の声とともに受け入れられたようです。反社会的なものに、反射的に好意を寄せてしまう私ですが、子に詐欺…

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ブルジョワ兄妹恐るべし、鳩撃つし。
大島渚の中編作品。すでに金持ちと貧乏人は仲良くなれないという階級闘争のような感じの映画だ。中編なのでテンポよく話が進む。ラストの鳩銃撃やハト籠を壊す少年の眼の光が…

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Ulmer
4.5
二度。
真一
4.5

 弱者を踏みにじるこの過酷な社会はなぜ、いつまでも続くのか。それは、富裕層の「愛と希望」という名の施しに、弱者が飼いならされているからだー。こんなメッセージをタイトルに込めた、大島渚監督(当時27歳…

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まず、鳩を何度放しても戻ってくるという円環と、貧困の再生産という円環はセットであって、鳩がいなくなることによって、円環を壊してもらわなければならないわけでしょ。そこをどう描くか楽しみにしていたのだが…

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「貧乏な人っていつも悲しそうにしてると思ってたの」
完成度が高すぎるデビュー作
星屑
-
個人的に傑作。
この時代のどの監督にででくる女性よりも女性が逞しく輝いてるように思える。かっこいい。
本当は「鳩を売る少年」だった。
大島渚の原点。
tommy
3.0
1959
松竹な大島渚

今よりもはっきりとしている格差社会。
中卒上等な時代。
靴磨きの手際がいい事いい事。
街中で猟銃ぶっ放していい時代なんてあったの?
悲しきラストです。

大島渚初長編。私の嫌いな若き大島テイストが炸裂していて観るのがつらい。登場人物の愚かさを傲慢に俯瞰して嗤う若き大島テイストだけれども、主人公のマサオくんだけは、夢と希望の街に夢も希望もないことをわき…

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fuk
5.0
暗い

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