愛と希望の街に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「愛と希望の街」に投稿された感想・評価

Jaya

Jayaの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

貧乏中学生の正夫が一家のために鳩を売るもそのせいで就職できなかったお話。鶴見川ということで鶴見らしい。

いくらなんでも酷い台詞回し。文芸的ですらなく、ただただ時代がかった半端な口語。演技も演出も酷…

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大島渚の初監督作品。鳩といえば平和や無辜の象徴のように思えるが、この作品ではそれを逆手にとり詐欺の道具となっている。裕福な少女はラストで兄にその鳩を撃ち殺させるが、それはもう鳩を使った詐欺を許さない…

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ぶりた

ぶりたの感想・評価

3.0
私における鳩は汚いイメージがすごいので、うえぇさわってるってなりました。

鳩が平和の象徴だなんてブルジョアの戯言。少年は鳩を売って日銭を稼ぐ。平時から逸脱した場での法の有効性を大島は疑問視。貧困は同情すべき清廉潔白ではなく、受け入れ難い反倫理をも内包する。ラストで全てを知…

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A

Aの感想・評価

3.0
「時と場合によってはわたしも鳩を売るかもしれません」
階級の差が障害の男女のロマンス。子供・女と男。鳩を試金石にした描写がリアルで今っぽい。
nanashi

nanashiの感想・評価

2.6
日本のことでないような幕引きが強烈だが、そこに至るまでの良さが解らず。鳩と格差。社会問題・不条理への意識を感じる。
いけ

いけの感想・評価

3.0
斧で鳥籠を壊すシークエンスではじめてカメラはそれまでの玄関からのショットの逆構図になる衝撃。玄関でうろついていたカメラが急激に室内へ入ることで、文字通り「出口」から遠ざかる。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

3.0
これはいい映画だった。
少年が詐欺やってることくらいとっくに知ってるもんだと思ってたが。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0

冒頭から不穏なこの空気感たまらなく好きだ!やっぱり大島渚は映画作家としては素晴らしい人材だと思うがイデオロギーだけは俺とは相容れない。不意に映るネズミの死骸や貧しい少年、病気の母のために路上で仕事を…

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映画男

映画男の感想・評価

2.5
つまんね。学生の実習映画みたいなクソつまらん話で退屈した。大島渚も最初はこんなもんだったんやな。しかし平和の象徴(と当時から言われていたか知らんが)を撃ち殺す辺りにはこの時点で大島イズムを感じる。

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