愛と希望の街に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『愛と希望の街』に投稿された感想・評価

大島渚初長編。私の嫌いな若き大島テイストが炸裂していて観るのがつらい。登場人物の愚かさを傲慢に俯瞰して嗤う若き大島テイストだけれども、主人公のマサオくんだけは、夢と希望の街に夢も希望もないことをわき…

>>続きを読む
3.8

筋書きの美しさ。
個人レベルの思いは、社会の中で儚く散っていた。
そんな中でも生きていかねばならないと、ラストを見て思う。
きっと、ここまで出来た人間である主人公なら、
この先も生きていけるだろう。…

>>続きを読む
3.6

昔の人の鳩に対する執着って何なんだろうか。「キューポラのある街」でも子供たちが鳩の売買をするシーンがあった。
この正夫の詐欺まがいの商売も家族を想ってのこと。やっぱり辛い。

この街のどこに希望があ…

>>続きを読む
YAZ
4.0

大島渚デビュー作久しぶり観る

小都市の駅前で鳩を売る少年。
鳩は本能で少年宅に戻り繰り返
し続け貧しい家庭の足しに。
ある日重役娘が鳩を買うが

「鳩を売る少年」というタイトルが気に
入らない社長…

>>続きを読む
大島渚の監督デビュー作。大島のオリジナル脚本「鳩を売る章ね」の映画化。後の作品では扱わないであろう、靴磨き、障害のある妹、貧富格差などがストレートに出ているのは興味深い。
蠍座にて。
山本
4.0
最後の鳩を撃つシーンは自分たちの立場を生きることのメタファーなのかな。

大島渚監督のデヴュー作にして松竹ヌーベルバーグの出発点となった記念すべき小品佳作であるが、貧しさ故に鳩を売る中学三年生藤川弘志に同情を寄せたブルジョワ女子高生富永ユキが、詐欺を受けた憎しみで兄渡辺文…

>>続きを読む
kenjii
3.8

女学生きょうこが面白くて良い。(富永ユキさんという方、覚えておこう)
ブルジョアの家でハンスト始めたり、少年とチンピラの喧嘩が始まったら「一対一でやりましょう!」と雨の中突っ込んでいく。人のハンカチ…

>>続きを読む
kty
3.9

1959年大島渚監督デビュー作62分。
川崎で鳩を売る貧乏な少年と、その鳩を買った裕福な家の娘とのふれあい。生きるためにもがく少年が気の毒😞

現在、ひとり親家庭の約半数が貧困家庭という現実。テレビ…

>>続きを読む
3.9

大島渚初監督作。
大島渚なだけあり、非常に力強く異彩を放つ作品だった。

戦後間もない日本における貧富の差を痛烈に描いている。
裕福な家庭に育った少女と、貧乏で鳩を売って生活をする少年が中心に、物語…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事