▶︎2026年:146本目
▶︎視聴:1回目
・皮肉が効きすぎておそろしい・なぜこの映画が虚しく苦しい結末なのに愛と希望が主題に掲げられているのかを考察するに、この映画を見た人には自分が新しくつくれ…
このレビューはネタバレを含みます
結局、試験には落ちるわ、教師の恋は破局するわ、ハトは撃ち殺されるわで理想とはかけ離れた現実社会の貧富の差、優しさだけじゃうまく行かないっていう現実が浮き彫りになってて、苦しかった。鳩がつなぐ構成と一…
>>続きを読む少年の就職や先生の恋愛など諸々噛み合いそうだった全て破局。鳩小屋を破壊し、先生は失恋、鳩が撃ち殺される終盤は、ダッチアングルを多用し最早猟奇的。労働者と資本家の決して埋まらない溝。あまりに力強くそし…
>>続きを読む大島渚(27歳)のデビュー作
松竹 62分
鳩を売る少年のお話
昭和30年代の砂利道が多く残る東京
靴磨きで生計を立てる伝書鳩を売る事で詐欺紛いの小銭を稼ぐ事で毎日の糧を得ている貧乏な家庭の長男…
弱者を踏みにじるこの過酷な社会はなぜ、いつまでも続くのか。それは、富裕層の「愛と希望」という名の施しに、弱者が飼いならされているからだー。こんなメッセージをタイトルに込めた、大島渚監督(当時27歳…
>>続きを読むまず、鳩を何度放しても戻ってくるという円環と、貧困の再生産という円環はセットであって、鳩がいなくなることによって、円環を壊してもらわなければならないわけでしょ。そこをどう描くか楽しみにしていたのだが…
>>続きを読む松竹株式会社