このレビューはネタバレを含みます
結局、試験には落ちるわ、教師の恋は破局するわ、ハトは撃ち殺されるわで理想とはかけ離れた現実社会の貧富の差、優しさだけじゃうまく行かないっていう現実が浮き彫りになってて、苦しかった。鳩がつなぐ構成と一…
>>続きを読む少年の就職や先生の恋愛など諸々噛み合いそうだった全て破局。鳩小屋を破壊し、先生は失恋、鳩が撃ち殺される終盤は、ダッチアングルを多用し最早猟奇的。労働者と資本家の決して埋まらない溝。あまりに力強くそし…
>>続きを読む大島渚(27歳)のデビュー作
松竹 62分
鳩を売る少年のお話
昭和30年代の砂利道が多く残る東京
靴磨きで生計を立てる伝書鳩を売る事で詐欺紛いの小銭を稼ぐ事で毎日の糧を得ている貧乏な家庭の長男…
弱者を踏みにじるこの過酷な社会はなぜ、いつまでも続くのか。それは、富裕層の「愛と希望」という名の施しに、弱者が飼いならされているからだー。こんなメッセージをタイトルに込めた、大島渚監督(当時27歳…
>>続きを読むまず、鳩を何度放しても戻ってくるという円環と、貧困の再生産という円環はセットであって、鳩がいなくなることによって、円環を壊してもらわなければならないわけでしょ。そこをどう描くか楽しみにしていたのだが…
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貧困家庭の中学生と先生、ブルジョワ家庭の女の子が鳩を通して色々葛藤する話。
自由の象徴である鳩が人によって売られ、本能に抗えずまた帰っていく。ある程度与えられた自由は本当に幸せなのか。むしろガッチガ…
U-NEXTに大島渚の映画のほとんどがあることに気づいたので、てきとうに観てこうかーと思い。1時間ちょいのこれが監督デビュー作だそうですが、すごい完成度高い作品で驚き。初っぱなからこれならそりゃあ注…
>>続きを読む松竹株式会社