ニコラス・モスレーの原作を、ハロルド・ピンターが脚色、ジョゼフ・ロージーが監督した。ビビりの大学教授をダーク・ボガード。哲学教授なのが意味ありげで面白い。ササールの清純そうな佇まい。起きてしまったア…
>>続きを読む邦題を事故、とせずにこうしたのはなかなかいいんじゃないかと。事故に至るまでの「できごと」が不穏な間合いで、ほんとに不穏と不安と心配しか喚起されないように淡々と並置される。語弊があるかもしれないが完全…
>>続きを読む教え子に惹かれるもどっちつかずな振る舞いしかできない、中産階級の中年男を描いたドラマ。
物語を構成するのは教え子との恋愛、三角関係、嫉妬と不倫、中年の危機など、メロドラマになりかねない要素ばかり。…
「召使」は、絶対に安定して面白くなる設定とストーリーラインを、あえて崩して語り、変な味付けの映画にしてしまったのがかっこよかったが、同監督の本作にも同じことが言える。若い女生徒と中年も終わりかけの大…
>>続きを読むダーク・ボガードがこういう役をやる時に特許取った方がいいんじゃない?ってくらいダーク・ボガードでつまり最高。ダーク・ボガードから溢れ出す、ズルい!というだけのシンプル怨念こそが爆音事故として、周りの…
>>続きを読む【不協和音】
前作『召使』以上に陰鬱なムードが漂うジョセフ・ロージーによる上流階級風刺もの。中田秀夫氏による解説(DVD封入特典)を読むとその演出の凄まじさが良く理解できる。
まるでロベール・ブ…
冒頭、「屋敷を固定カメラで暫く捉えた映像」を見ていると「自動車クラッシュ音の物凄い音」が……という【映像と音】による見事な場面から始まるこの映画、不気味な緊張感が続くジョゼフ・ロージー監督作😱🎥
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初ジョゼフロージー。全然カットキマリすぎの編集最強、映画代表選手って感じで見てると目がギンギンになる。特に転倒した車を下から見上げたショットは面白すぎる。
お話としてはオックスフォードの哲学教師が…
夜中に自動車が横転
家のすぐそばだったので
助けに向かったスティーブン
(ダーク・ボガード)
車には男女が怪我を
男性は死んでいるよう
女性を家に引き入れる
警察が来ると、彼女はいない
スティーブ…