欲望の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『欲望』に投稿された感想・評価

4.6

アメリカン・ニューシネマが起きる数ヶ月前に公開されたミケランジェロ・アントニオーニの作品で、パルム・ドール受賞作(本作でクルーゾーに次いで世界三大映画祭全ての最高賞を獲得した)

当時(1960年代…

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大学時代にTSUTAYAでDVDレンタルして、観た記憶がある。その時はあまりにも前衛的で、なんのこっちゃと思ったが何故か記憶の片隅に残っていた。

U-NEXTで偶然にも発見して、数十年ぶりに観たが…

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tomo
4.2
凄腕カメラマンが主人公
昔はこんな感じで現像してたんだなーって

コルタサル「悪魔の涎」は短篇としての美しさが抜群で、ときおり挟まれる雲の描写とか特に、あれは長篇ではできないし、誰が語るのかが誰を語るのかにかわっていく凄み。映画ではその辺触れておらずアイデアだけ結…

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鑑賞後はいったい何を見せられたんだろうという感覚があったけどそれと同時に絶対に凄いものを見たという手応えを思うぐらいに新鮮な作風というか全く古臭さを感じない前衛さ満載の作品だった。タイトルにもある通…

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ufo
4.0


個人的に好きな60年代ロンドンが
舞台ということもあり、
大学時代に自分のエッセイで
テーマとして扱った
“スウィンギング・ロンドン”を
象徴する映画作品。
当時は観る術がなくて
残念に思っていた…

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レナ
3.3
物語はくねくねしていて捉えどころがなかったが、不思議と飽きなかった。

観念的・実存的サスペンス=不条理を描いている映画なんだろうけど、それは解釈にしかすぎなくて、本当に理解するなら60年代イギリスの空気と、当時のカメラや車、恋愛が持っていた価値を知らないといけないんだ…

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青夢
5.0

#欲望 #BlowUp

AssoulineのTHE LATHER BOOKという本でこの作品を知りました 
反抗や闘争 不良の特権であった黒いレザージャケット それをファッション界が盗用し 女性…

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視覚=真実という直感を外し、「社会的・意味としての現実」は“合意”によって立ち上がるということを画と音で身体に刻むヤバい映画。こういうブッ飛ぶ作品にたまに出会えるから映画鑑賞がやめられないのだとつく…

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