ホウ・シャオシェンの映画は初めて。ネオンが輝く退廃的な21世紀の幕開けに一人の女性の孤独と青春をノスタルジックに丁寧にとらえていて心に残る素晴らしい作品だった。
映画内で多用されているクールな音楽…
千禧曼波 、2001年、監督:ホウ・シャオシェン、主演:スー・チー、撮影: リー・ピンビン、ロマンス、台北、北海道
カメラワーク、ライティング、スー・チーだけで成り立っているんじゃないかと錯覚させ…
初めてみた時からずっと記憶に残っていて、それからふと思い出して何度も見返している。他の映画は批評家ぶって見ちゃうけど、この映画はそんな理屈をすべて置いておいて、強烈に僕の心を留め続ける。たぶん死ぬま…
>>続きを読む2001年のカンヌ映画祭で芸術貢献賞を獲得した侯孝賢監督、スー・チー主演のドラマ。
毎度お馴染みのナレーション解説した後、物語が追いかける侯孝賢監督のスタイル。
ヴィッキーとハオは基隆から台北に…
■侯孝賢監督にしては…という感じ。
ベッドでタバコを吸う女性と(後ろの)新宿の電車の絵とかもっと強烈なカットになったはず。
夕張のおばあちゃんのおでんと、ジェフ・ミルズみたいなハードフロアの音楽ば…
可愛らしい響きのあるタイトルに惹かれて観ました。
3千年紀の最初の年(つまり2001年)。「今から10年前の私は荒れてたわ」みたいな感じで語られる回顧録みたいな作品でした。
『悲情城市』('89…