主人公クレオがひたすらに自分はガンなんじゃないかと不安な気持ちで過ごす2時間弱を分単位で描く。
こんなネガティブな内容なのに不思議と悲壮感はなく、主演のコリーヌ・マルシャンがとってもチャーミング。
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アニエス・ヴァルダは「顔たち、ところどころ」で見て、
素敵なフランスおばあちゃんだと、思っていました。
まさか、彼女の作品だとは知らずに鑑賞。
1960年代のパリが、とても素敵に描かれています。
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可愛い。
子猫ちゃん。
あなたはとても深刻ななのに周りはまともに取り合ってくれない…
そりゃ苛立ちますよね。
愛されてない訳じゃないけど、あなたがいないと色々と困る的な人ばかり。
他人との境界線…
全くの脱線です
例えば、音も文字も無くして、この映画を観たとしても「あっ、“フランス映画”だな」と感じてしまう・・・そんなお洒落感が冒頭から漂います
すみません、わけわかんなくって
オープニング、…
鏡がクレオの過剰過ぎる自意識と周りの視線に対する不安の象徴だと聞くと、鏡が割れるという本来不吉の象徴とされる出来事が解放というポジティブな意味に感じられる。
美しさという外見や作り物の世界に囚われて…
パリの景色がとにかく美しい〜
5時から7時までの2時間の間のクレオとその周りで起こる出来事をほぼリアルタイムで追っていく
登場人物たちはいくつかの問いに対してそれぞれ独自の思想をもっている。
自…