死刑囚に教えを説いて安らかな死へ導くという矛盾。意味があるの?と正直思った。
でも劇中にもあるように開けてしまった穴を埋めるのではなく、ただ「開いてしまった穴を一緒に見つめる」それが佐伯の仕事で、答…
基本場所変わらん会話劇やけど観れる。
芝居もそうなんやけど、キャラクターみんな人間くさいけど異質でおもろい。
またそれが会話でしか見せへんから、逆に想像掻き立てられるから観れるんやろな。
ええ作品や…
場面はほとんど刑務所の教誨を行う部屋。教誨師と6人の死刑囚による会話で成り立っている。舞台劇のよう。大杉漣の教誨師はキリスト教の牧師というより精神科医のよう。自分の意見を押し付けるわけではなく、ただ…
>>続きを読む死刑制度の是非に関しては、難しい問題で簡単なお話ではないけれど、多くの人間の支えあってのこの制度なのだと再認識させられた。
とにかく全ての役者の演技が凄く、ほぼワンシチュエーションなのに飽きずに最後…
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