配信で鑑賞。
16mm撮影の映像は美しく、枠から映像を覗くような印象を与え、現代の宗教画って感じ。
閉ざされた村で小作人制度の存続を信じさせられ働かされてきた人々が社会の真実を知り外の世界へ、とい…
ラザロは無欲で他者に優しいが、幸せそうにしていない。なぜ他者に尽くすラザロが、村人からあれ程までにぞんざいな扱いをされていたのか、なぜ二度もかなり不運な死に方をするのか?
それはラザロ自身が自分…
アントニオとマリアグラツィアが村から出ようとするのを、侯爵夫人が許さないと言って許可しない神父と怪しい男二コラ。二コラはともかく神父はそれでも聖職者かよ。
ラザロの扱いがひどいな。なんでも仕事はラザ…
43本目
あまりにも純粋無垢なラザロ…この世を生き抜くには多少の自己中心性というか、その類のものが必要であることを認識させられた。自我が完全に埋没している像は、現代人を皮肉っているのかもしれないな…
えっ、幸せな話かと思って呑気に観てたら、普通にわりと胸糞悪いというか、気持ち悪い映画で、全然心がついてってないわ。
ラザロのお人好し具合や純粋無垢のような顔つきも、最初はまさに聖人のようでよく見えて…
聖人と搾取。ラザロは、疑わない、怒らない、欲しがらない。聖人であるラザロは常に搾取され続けていく。しかし、ラザロは人を疑ったりしない聖人であるために搾取に気付きさえしない。題名である幸福なラザロとい…
>>続きを読むささやかなマジックリアリズムの連続
イタリアの農村の豊かさに目が眩しいが、働いている側は日々の生活で困憊している
タバコ農園を初めて意識的に見る
侯爵夫人がパラソルを立てて作業をしている小作人たち…
ラザロ
出てきなさい
人里離れたイタリア中部の田舎村で生活する青年ラザロ。
ラザロ含めた村民は小作制度の廃止も知らずにタダ働きに明け暮れる毎日。
🍷🚬🫘🐓💡 🍷🚬🫘🐓💡
ラザロと言…
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