難民の映画を観たくて今作を選びましたが、想像以上に重く、難しい問題なんだなってことが分かりました。
自分はこういう現実を映画を通してでないと見ることができなくて、
でも知ることって大切だと思うか…
このレビューはネタバレを含みます
あまりにも痛ましい現実。
日本人には分からないがこの作品が見せている環境が貧困国では当たり前の日常にある風景なのかもしれない...。
生きること自体が苦しく、その日その日を必死にやり過ごすことに…
【ゆきえのレビュー】
2019/08/16 12:43
物語は
ゼインくん(演じている少年の名前も同じ)が
両親を訴えるところから始まります。
「僕を産んだ罪」
予告編を観てこの台詞は
クライマ…
言葉が出てこない、
こんな世界が、これ以上の世界がもっともっと広がっていると想像すると、言葉が出ない、知ることは大事、知ってどうにもできないもどかしさが苦しい、誰かに愛される大切にされるだけでも、ど…
窓に鏡置いてテレビを見るところ(実際には難しそうだけど)、扇風機のカバーを魚を焼く網にしているところ、ゼインとヨナスの可愛さ切なさにやられてしまう。お金を稼ぐため色々やるが、身分証すらない彼が生き延…
>>続きを読む当時見たときに、メッセージの強い作品でその年に見た映画ではダントツだなと思った。
レバノンという中東の貧しい国のさらにスラムの子供の話で過酷だし、しんどい。ゼインの役の子は本当のシリア難民だったと…
このレビューはネタバレを含みます
【それでも生きる】
原題はChaosと訳されていました。
ベイルートのスラム街で生きる12歳「くらい」の少年Zainの物語。
インドのスラム街を舞台にした映画などは観て来ましたが、これだけ絶望…
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