捉えにくい作品だなー。
前半~中盤はもはやラブコメで、「巨匠のフィルモグラフィーの中の力の抜けた作品」って感じで、ふーんっつってのんびり見てたんですが、、、。
新幹線のったあたりから、あ違うかもと…
【時は残酷、絆は脆し】
ジャ・ジャンクーの映画はどうも苦手だ。今回も、序盤は「いつものジャ・ジャンクーか...これは厳しいな...」と思っていたのだが、1部の終盤から2部にかけてとてつもなく面白くな…
やっぱり最近のジャジャンクーの映画は全然好きになれない。2000年代の時代の変遷をデバイスの違いで表現するのとか極めて陳腐で平凡だし、テレビドラマかよって思ってしまう。流れる音楽もダサいし、そのダサ…
>>続きを読む過去作からのセルフオマージュには思わずニヤリときました。ジャ・ジャンクーももはや巨匠か…。
カメラが基本的にチャオ・タオを追って動いていくし、行動もきちんと心理的に動機づけられていて伏線もあるから、…
中国第六世代で中国の近代史を、独特のイマジネーションで表現してきたジャ・ジャンクー監督も、「集大成」的な作品を撮るという事が、歴史の流れを感じます。
2001年から『長江哀歌』を通って、現代までの叙…
セルフオマージュの羅列は確かにブチ上がるんだが、集大成と呼ぶには過去作を超えるための新しい発明が何かしら必要だと思う。
それが見当たらなかった。
しかし『ヤンヤン』の監視カメラ×『アランフエスの麗…
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