ランド・オブ・プレンティの作品情報・感想・評価

「ランド・オブ・プレンティ」に投稿された感想・評価

巨匠ヴェムヴェンダース監督の社会風刺ドラマ。

今までのこの監督のイメージは、映画が静かで詩的で、ふわっとしていて分かりづらいってものだって感じてた。

でも、この映画は内容が分かりやすくて、動きがあって、エンターメントとコミカルな社会風刺が上手く噛み合わさっていて、優しくて、とてもいい作品だと思った。

やっぱり巨匠って言われる人は他人とは違う深い何かがあるようだ。
アメリカの闇と、憎しみにくれる世界に光を差すこの映画を沢山の人に見てほしい。お勧めです。

ベネチュア国際映画祭ユネスコ賞受賞。

2018/11/3/506人
KanKawai

KanKawaiの感想・評価

4.3
2004年ヴィム・ヴェンダース監督作品。イスラエルで育った少女は亡き母の手紙を渡すため叔父のいるアメリカへ。元ベトナム帰還兵の叔父は9.11以降、テロリスト撲滅の行動を自主的に行なっている。世に蔓延る不信感と正義感が二人を通して表出し、自らの価値観を捉え直す。メッセージ性の強い作品。
ザン

ザンの感想・評価

3.3
要塞のような改造車が印象的。おっさんは姪と出会い緩和されたのだろうか。
安部

安部の感想・評価

3.3
特に明言はされていないけど、国の抱える問題がわかりやすくてよかった
キャラクターがロードームービーだとは思ってなかった!
uyeda

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3.2
ヴェンダースっぽさ、ヴェンダースのロードムービーっぽさを求めて拍子抜けしてしまった。今思うと映画的な美化が敢えて為されてない、という点に結構意味があったかもという気はする。
こういう映画をつくれるヴィムベンダースの作品やっぱりいい✨人間の優しさ、愛についてしみじみ考えさせられてホロっとします😢舞台はは911後のアメリカ🗽ただあまり湿っぽさや暴力性は強調されず今観ても凄くいい作品🎵ミシェルウィリアムスが凄くはまり役☀☀☀
MTmovie

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3.9
#96 Land of Plenty=豊かなる国(=アメリカ)。9.11、ベトナム戦争、アメリカにとっての正義。こうした事柄についての一つの問いかけ。
さあや

さあやの感想・評価

4.0
ヴイム・ヴェーダース監督だったから見たけれど、とにかく音楽がよくて…。
レナード・コーエンに出会えてよかった。
a

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3.7
必死にしがみつく幻想。とっくに国も自分も壊れたのに。狭間に立つ少女が気づかせてくれる。世界は狂ってるよ、無知のフリしないで。
わざとらしいしチープさは明らか。
でもストレートにアメリカの現実が示され、突きつけられる。
9.11後のテロに怯えていた時代をヴィム・ヴェンダースが映す。あれ以来、世界中が心に大きな傷を負った。でもこの頃よりも今はもっと大変なことになってきてるのかもしれない。
そんな中でミシェル・ウィリアムズが光ってる。モーテルのベッドの上でノートパソコンをカタカタと打ってる画が好き。屋上のシーンももちろん良かった。アメリカの大地で女の子がトラックを運転する画は監督の頭の中に確実にあった意図だと思う。この後の『10ミニッツ〜』短編にも受け継がれてる。
音楽は常に退廃的であり、鎮魂曲のようにも聞こえる。ポール伯父さんのように過度の不安があり、警戒心が強くなっている気持ちはよくわかる。そして最後のラナの語りは心に突き刺さるメッセージだった。
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