過酷だな…青春残酷やな…初期アントニオーニのレアリズモ。アントニオーニのエッセンスはすでに揃っている。街路で新聞を買い、屋内に入りこんでくる男、階段上から見つめる女と目が合う(音楽🎵)あたり、全くも…
>>続きを読むモニカ・ヴィッティと出会う以前、ルチア・ボゼーを主演女優とした長編処女作『愛と殺意』(1950年)、および第2作となるこの『椿なきシニョーラ』(1953年)にこそ、ミケランジェロ・アントニオーニにと…
>>続きを読む惹句に"アントニオーニが惚れ込んだ"とあって、それがもし事実ならば、なんて底意地の悪い監督なのだろう、と思わずにはいられません。ルチアボゼーさんが、イタリアで今どういう風に評価、されているのかは知り…
>>続きを読む撮影された当時と今観るのとでは評価が異なってしまう作品だと思います。今の目からすると主人公のクララがあまりにも浅はかに見えて、その後の運命も透けて見えそうな感じでしょうか。撮影時の時代背景を頭に入れ…
>>続きを読む