久しぶりの時代劇。80分間飽きることなく鑑賞できた。
妻を持ち、剣道に長ける1人の男が主人公。そしてその妻。2人は戦国の激動の中でも、農村で比較的穏やかに暮らしていた。ある日ひょんな事件が起き、…
塚本映画最初から観直してみればどれもこれもがさらに良かったんだけど、これもかなり良かった。どれもこれも塚本晋也でしかない映画しかないウィークだった。こんなテーマで掘り下げた時代劇もやっぱり観たことな…
>>続きを読む戦う理由はなくとも誘われれば動乱にも参戦もするし、人を切ったことがなくとも切迫した状況で選択を迫られれば否応なしに人を切るしかなくなる
些細なきっかけがあれば簡単に平穏は脅かされる
喪失体験があれば…
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照明がすきだった。暗がりに浮かぶ人の顔とか。池松くんも塚本晋也もだけど蒼井優の農民の娘なのに画面がキマる顔と演技、華があるな〜と。屋内と室内越しの逢い引きとてもよかった。けど刀をとる理由に女が使われ…
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無機質な東京というイメージが強く(『野火』からジャングルだけど)、初時代劇という事だが、閉鎖された農村も似て非なるものがあり違和感なく。
ただ、元々舞台を大きく使うような作風ではないが、特に小ぢんま…
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塚本晋也がちゃんばらごっこを楽しんでいるだけの作品。それ以上でもそれ以下でもない。
もう女性が強姦されることを主人公が心情変化する要素と化すのをやめませんか。人間の愚かさや惨さを表現するために…
途切れぬ緊張感と凄まじい圧にぐったり。暴力に激しく魅せられる青年。1人でも殺せば元には戻れない。一線を越えてしまう恐怖。破壊されていく人間性。暴力の連鎖により拡がる悲劇。なぜ人は人を殺すのか。暴力と…
>>続きを読むKAIJYU THEATER