前半は、いかにも残り物フィルムの寄せ集めという悲史のとおりの、パッとしない画が続いた。
中盤では、似たニオイがするっていえばする(モスクワ映画祭等々に愛された)新藤兼人監督の『裸の島』がいかにすばら…
ドキュメンタリーではあるものの映画的すぎる撮り方に、映画におけるドキュメンタリー/実話ベース/フィクションの境目の薄さを再認識したり。
狙撃手→銃口→塔のカットのテンポとか、動きを追うカメラとか目…
ソヴィエト・モンタージュな時期のカラトーゾフサイレント。しかし今作ですでにカメラの位置の高低の感覚の巧みさなど、監督が作家としての頭角を表している印象を受ける。『送られなかった手紙』の仰角で振り下ろ…
>>続きを読む2022/5/29
鳥飼りょうさんのピアノ生演奏付きで鑑賞。コーカサス、スヴァネティ地方。あまりにも苛酷な環境で、別の場所に暮らした方が良いのでは?と思えるくらい。そして、タイトルにも冠している通り…
無声映画なのに叫び声が聞こえてくるような塩‼️塩‼️塩‼️のカットが印象的
生活が悲惨すぎて どうしてこんなところに人が住んでいるのか不思議なレベルだけど今は世界遺産に登録されて観光地化してるみたい…
こんな場所でどうやって人の暮らしが始まったのかと思うくらいに外界からのアクセス劣悪な谷間に住む部族の話(たぶんほぼドキュメンタリー)
前半は暮らしの様子、その質素さと過酷さを淡々と伝えていたので、…