昨今、まるで流行り言葉のように多様性、多様性と煩わしく感じるほど無理矢理に、急速にそういう世の中にしたいと願う人たちが存在するのは確かではあるが、実際にマイノリティ側の人たちはどう思っているのでしょ…
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バレリーナを目指し
日々、努力を重ねていた
父親はトランジェスターのララを
理解し支え女の子になる事に
協力してくれている。
病院に付き添いホルモン治療をし
性転換手術に…
すんなり再生ボタンを押せたのはロマンス映画じゃなかったからなのかもしれない
なぜバレリーナになりたいのか、なぜ母親がいないのか、9つ離れている弟、引っ越す前のこと、色々なことが語られず鑑賞者も(父…
最初は若き日のジュリアロバーツみたいだと美女に目を奪われていたのはたったの少しの時間。
他人の人生を覗き見する代わりに、その人が背負っているものを他人事だと思えない至近距離で刮目させられる強烈な作品…
このレビューはネタバレを含みます
LGBTQ+当事者側から批判されていると聞いたが…なるほど。
彼女がシャイで真面目で努力家であること、無意識の差別にじわじわ追い込まれること、思春期であることを思うと表現としてはありかなと感じたが、…
表情や仕草や目の動き、指遣いまでがトランスジェンダーの”ララ”そのもの。
だからこそ、ここまで引き込まれて目を覆いたくなるけれど目が離せない。
優しく理解のある父親の愛に包まれようやく立っていられる…
(C) Menuet 2018