映画館からの帰り道、感想を書いている今。思い返す度に涙がこみ上げて来る。少しでも多くの人に観て欲しい映画だった。
若干21歳で、一生分でも背負いきれないほどの辛い経験をして生き延びたのだから、この…
無数の人々の声にならない声になる。
厳しい境遇にあっても必死に生き抜こうと立ち向かい続ける姿に心を奪われる。
彼女を含め被害に遭った女性や子供たちの痛ましい体験を想像するだけで泣けてきた。
その言…
難民を受け入れて支援する、ていうことはたとえばひとつの家庭にひとりずつ受け入れて衣食住を調えればいい、というわけではもちろんなく、彼らはもう取り戻せないものを失ってしまったのだから、この先、同じよう…
>>続きを読む帰りの電車で映画に出て来た単語をググりまくった。ナディアのこと。ヤジディ教のことISISのこと。いろんな記事を読む中で志葉玲さんの【日本も無関係ではない】と言う内容はあまりにも無知で無関心な自分を恥…
>>続きを読む化粧っけのない、25歳とは思えない表情をしたナディアの姿と、時間制限が設けられる中で、これじゃあ思いが伝わらないと必死でスピーチを練習し練り直しを繰り返す光景がとても印象的でした。
毅然に振る舞うナ…
ムラドが語るシーン
ムラドが紹介されたときナディアが笑うシーン
手を繋いで出てくるムラドとナディア
孤児の歌に涙するナディア
髪を整えるナディア
こんなに辛い、こんなに悲しい、
これが全部ノンフィ…
こんな少女にこれだけの事を語らせてしまう事が苦しい。世界のどこかの話ではなく、日本も同じ。いつになったらこの性差別は無くなるんだろう、と手記を読み、現状を知る事ぐらいしかできない自分がもどかしい。
…
[主観的な感想]
多くの人に観てもらいたい映画。
映画全体が静かな悲しみで満ちていたように感じた。
少し嬉しそうに服屋でワンピースを眺めている姿が印象的だった。本来はただの村娘の一人だった彼女を、迫…
ナディア女史をみてたらパティスミスとシャルロットゲンスブールに似てる。途中、"ハリウッドセレブの妻"弁護士が村娘ナディアと並ぶのだが、片方が手腕云々抜きにして、ケバ過ぎて余計女史が映えますな。
>>続きを読むまだ若いひとがしずかな悲しみとあきらめを湛えた老成したまなざしで淡々と語るのをみているのはとても苦しい。彼女の細い肩にのしかかる故郷の悲しみのおもたさ。故郷をとり戻すためのアイコンであり続け、虐げら…
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