ちいさな独裁者に投稿された感想・評価 - 135ページ目

『ちいさな独裁者』に投稿された感想・評価

YM

YMの感想・評価

5.0
第三帝国の制服という、魅力的なデザインでつくられた権力と暴力の象徴に呑まれていくひとりの普通の男の物語。『ゴールデン・ボーイ』を思い出すなど。
今年のベスト3に入るであろう。
メガホンをとったのは『RED/レッド』などの人気作を手がけるロベルト・シュヴェンケ。大戦最末期のドイツで、偶然に軍服を拾った若き脱走兵が、借り物の権力でリーダーに成りあがっていく驚愕の実話!
ugajin

ugajinの感想・評価

3.7

脱走兵ヘロルトが偶然にも大尉の軍服を拾って着て大尉になりきる話。
自分と同じ境遇の脱走兵への仕打ちがとち狂っている!!

ヘロルトの悪運の強さ、カリスマ性を持ってすれば多くの人々を救えたかもしれない…

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鴨

鴨の感想・評価

3.6
ドイツ映画の『das gibt’s nur einmal
』の曲の使用率の高さ。
話題のエンドロールは、『帰ってきたヒトラー』への便乗感が強い、強すぎる。
スズキ

スズキの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

現代社会の写し鏡のような映画。これを観ることで改めて、今ある国や社会、会社の独裁者に目を向けるきっかけになるのでは。

彼が着ていたものは、軍服とヒトラーの影だけでなく彼の上司の姿も身に纏っていたの…

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shoko

shokoの感想・評価

3.5

たまたま見つけた軍服で大尉に成りすました脱走兵・ヘロルト。

ついには理不尽な大量殺戮まで行う怪物と化すが、
ふとした瞬間に垣間見える弱さによって、彼が私達と同じ人間であることが思い出され、より恐怖…

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糸侖

糸侖の感想・評価

4.1

ヴィリー・ヘロルトという第2次大戦中に実在した人物を描いた作品。彼について鑑賞前に少しでも確認しておくと良いと思う。

面白いことに、ドイツではある男がプロイセンの大尉の制服を着て人々を騙した「ケー…

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チュー

チューの感想・評価

4.0

劇中に何度となく、ハーケンクロイツが出てくるのだが、ドイツ本国では禁止されているはずなので、ドイツ上映時にはモザイクでも加工したのか不思議でした!

それにしても、これが実話だとは、驚きです。まさに…

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cpflmrk

cpflmrkの感想・評価

3.8

予告編や紹介文から、「実話ベースでシリアスそうだけど、バカバカしくて笑えたり、ほっとするシーンも(実話か脚色かはともかく)あるんだろうな。ウソみたいなきっかけだし。」なんて、想像しつつ臨んだけど、終…

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上映時間2時間の全てが重い緊迫した空気で包まれているが、重いというよりは緊張感漂う中の極限状態の下のシュールなコント集を観ている感じで、見ている側としては究極のシチュエーションコントを鑑賞する気分に…

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