吉良邸の赤穂浪士の討ち入りの場面では、本来ストーリーのクライマックスを形作るであろう討ち入りが、内蔵助が別れを告げた、今は亡き内匠頭の正室瑤泉院の傍で、そのお付きの戸田局(梅村蓉子)が、本懐を遂げ…
>>続きを読む嘘みたいに豪華なセットの中を重層的という表現も適切ではない豊かな人物配置。ゆっくりじっくりと、しかし確かに中心を移り変えていく画面の動き。いやぁ贅沢。Part.Ⅱ。
「世界は画面に映らない」と誰かが…
忠臣蔵 櫻花の巻/菊花の巻(1959年)
東映、182分、カラー
元禄忠臣蔵 前篇・後篇(1941年・1942年)
松竹、112分・111分、モノクロ
忠臣蔵2作品、観た。@U-NEX…
溝口忠臣蔵後編。前半のストレスを解消してくれるかと思いきや、輪をかけてアクションの無い構成だ。
何と言っても後半は討ち入りが名シーンだもんな。と思って観るじゃない…
なんと討ち入りシーン無し!!!…
前編と後編を通してみて思ったのが、「忠臣蔵」という物語のあらすじを観客側が知っているということを前提とした撮り方がされているんだなという点。物語の入りもいきなり江戸城中松大廊下でのシーンから始まるし…
>>続きを読む2021/12/24
春日太一著「忠臣蔵入門」を読んでるとやはり新藤兼人の80年のリバイバル時のパンフレットに討ち入りのセット作ったことが書かれていた。記憶があっていて嬉しい。
2021/12/12…
松竹株式会社