私、オルガ・ヘプナロヴァーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』に投稿された感想・評価

m
-

オルガの犯行後、面会室で見せたオルガの母の涙が今作で唯一テンションあがったシーンだった。

もっともらしいことを並べ、他責でしか世の中を見られなかった幼稚な子供による犯行に共感なんてできない。
顕著…

>>続きを読む
Hiii
3.5

1973年プラハでトラックを暴走させ8人を故意に死亡させたことにより、チェコスロバキアで最後に死刑執行された実在の女性オルガ・ヘプナロヴァーの生涯を描いた作品。

父親からの暴力、母親は厳格な性格で…

>>続きを読む

2016年の作品だが、日本では2023年に公開されたとのこと。配給を担ったクレプスキュール フィルムは本作以外にも気になるラインナップが多く、今後も注目したい会社だ。
本作は、1970年代チェコスロ…

>>続きを読む
3.8

問われるべきは
家族の罪。

ありとあらゆる社会から弾かれ、身も心も完全に行き場をなくしたオルガの、笑顔を一切見せずに睨みつけるその表情からは、社会への怨恨がありありと見て取れるが、復讐という名のも…

>>続きを読む
甲乙つけがたい判定しづらい作品。フランス映画らしく余韻を楽しむ感じ。
3.5
社会と孤立すると危ない、君自身がね
彼女が感じる疎外感は誰しもが大なり小なり感じるものに思えた。
ここで起こった被害は一種の自然災害のようにも思える。備える事はできるが避ける事はできない。

あと映像が美しい。

人付き合いの苦手なオルガが無差別殺人を起こすまでの過程を描いた作品。
オルガが抱える孤独感や心の葛藤を理解することは難しいけれど、彼女目線での世の中の生きづらさや絶望感が伝わった。
セリフが少なく、…

>>続きを読む

なかなか考えさせられる作品でした。日本でも無差別殺人がたまにありますが、それぞれに複雑な背景がるのかもしれません。本作品のオルガは過去はともかく、働き出してからはそんなに酷い目にあっている訳ではなく…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事