「喜劇のような悲劇」2020-3
第二次世界大戦中のナチス政権下のドイツが舞台。ヒトラーに憧れてる10歳のジョジョ目線で物語が進んでいく。
子供ならではの視点をうまく使い、明るく見えても戦争中で…
戦争映画なのに暗くなくて、でも戦争の意味のなさとか、悲しさとか伝えてくれて、ほんとに最高だった。ママがとっても素敵な人で、彼は幸せ者だったなぁと。
泣きすぎて目腫れた。ら
わたしもまわりにも蝶々が飛…
・大尉……
・涙堪えきれなかった
・ヨーキーの寝巻き姿に母性が溢れた
・子どもらしいエゴも交えつつ、成長する瞬間も表現されていた映画
・スカヨハの演技も素晴らしかった
・戦争なんてあっちゃいかんほん…
キャラクターの人間味に惹かれる。
ジョジョと母親の川べりでの会話が清々しい。
そして、その後の青い蝶からの演出が抜群で、靴紐が結びたくても結べないっていう
ところにグッと来てしまった。
あんなに…
10歳の男の子の成長物語というにはあまりにも過酷、だけどそんな現実だからこその優しさがある物語だった。
純粋が故にナチスを崇拝し、まだ上手くやり抜く手段も相手にバレないように誤魔化す方法も知らない子…
決して大人びているわけでもない、臆病で、そしてこの歳らしい生意気さもあるジョジョが主人公だからこそ響いた。
知識の少ない子どもが戦争に直面する時、それが異常ということすらわからず、周囲の大人の思惑で…
最初は笑わせてくるが、最後はしっかりと泣かせてくれる映画。
母親がおしゃれで、履いている靴がところどころクローズアップされるんだけど、靴で母親を表現するという方法に感心した。
母親、キャプテンk、ヨ…
見終わって映画館を出て改めてこのポスターを見ると、また涙が止まらなくなった。最後にジョジョが少女の靴紐をキュッと結んであげるシーンが好きで、もらった愛をしっかり次に繋げた、ジョジョの成長や真っ直ぐな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
記録用メモ
この世界の片隅にでも、1917でも、ジョジョラビットでも、戦争は冷たくとても無機質に描かれている。ただ街を破壊し、家族を引き裂き、人の命を軽々しく奪う大きくて重たすぎるものであり、「熱い…
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