ピアノの高音の不協和音がどういう気持ちの方向を示すのかわかりやすい。サンオイル塗る背中とか神父の禿げた頭とか、接写しがちなカメラがザヌーシのフェチシズムを露骨にあらわしている。それを並べて、全体を作…
>>続きを読む死ぬほどカッコイイ。ほとんど出鱈目ともいえるような出来事がワンカットワンシーンでバキバキにぶつかり合ってドラマが進んでいく。論文を書くときみたいにありとあらゆる現象を寄せ集めて、それらが次第に輪郭を…
>>続きを読む嫁がメグ・ティリーみたいで感動した。ザヌーシという人は研究が公の奉仕になるべし、みたいなことにはならないし、『結晶の構造』と同じく一個人が真理を追い求めてくことのおかしみをやってるような…。山とか、…
>>続きを読む生き急いで真理に近づこうとする男の話。知らず知らずに爆弾製造に加担したり、医療に疑問を持ったり、宗教にはまれば家族に迷惑をかける。『ウィトゲンシュタイン』と同じ話かな。自分の行動はどんなに配慮しても…
>>続きを読む人生ベストの1本
超絶大傑作。この世を解明したいと思ってる青年が物理➡︎生物学➡︎果ては宗教と専攻を変えていくが挫折に終わる。
ミクロを研究することでマクロを解明しようとする話であるが映画の構造もそ…
このレビューはネタバレを含みます