フレンチ・ディスパッチ　ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊に投稿された感想・評価 - 1151ページ目

予告と感じ方が違う芸術性に富んだ一作。
本当に1冊の雑誌を読んだような満足度！

公開初日に観ました！
タイトルにも書いてある通り、予告を見た感じ出てきてるキャストが一堂に会す感じかとおもったけど、…

ものすごい映像的情報量と、物語的情報量で脳内がパンクしそうだったよ…

恐らくそれぞれの物語にも背景があるのだろうが、知識とリテラシー不足により半分程度しか理解できなかった。
映像だけでもウェス・ア…

観る活字？読む絵画？ような映画だった。面白いけど分厚い雑誌をつい一日で読み切ってしまった時のような充実感と半端ない頭の疲労感が残る。特徴的なシーンはまさに雑誌の中の挿絵のように印象的。所々に差し込ま…

物語を物語ることがどこまでも自由であることをストイックに求道しつづけるウェス・アンダーソンが、どう考えても頭の中は孤高の完璧主義者なのに人々に愛されるポップネスをたたえるのは、ただのパズルのピースか…

こっそり静かに歩く時のトゥシューズ

一回ふっとんだ大男が車走らせるときにまたちゃんと戻ってくるとこ

お話の途中で本みたいに折り目をつけるとこ

議論好きは議論するために議論してる

いろんな断面…

ティモシー・シャラメもレア・セドゥも最高なんだけど、何よりシアーシャ・ローナンの使い方が凄すぎる…！
個人的にはSTORY#1が一番好き！
コミカルだけど哀愁漂うウェス・アンダーソンの世界が映像の隅…

『工場の出口』的気持ちさのある冒頭からラストまで、半ば暴力的なスピードでアクションが繋がれてく。で、その中にいる人物ひとりひとりの、顔を執拗に映す。カメラが引いて顔から遠ざかれば、同じショットの中に…