レズビアン物のロマンス作品。
静かで美しい作品だった。
生々しさがなく、ただ単純に青春恋愛映画として見える。でも、二人の恋が実ることは許されない。男尊女卑のこの時代を鋭く切り取った、まるで、オペラの…
ふつくしい
見る、見られる
視線がポイントになっている映画で面白かった
「振り返ってよ」で振り返るマリアンヌ
つまり画家として生きていくという選択をした彼女。
対して
涙を流しながら振り返ら…
最初から最後まで動く絵画のようなとても美しい映画…そして近年珍しい邦題のセンス◎
最近男臭い映画ばかり見ていた反動もあり、あまりに美しく清らかな空気感に圧倒された。主演ふたりの絵ヂカラが凄い。あまり…
ジャン=ポール・サルトル(1905-1980年)が『存在と無』のなかで述べた、「まなざし」の本質に触れるような作品だったように感じる。
僕たち1人1人が抜き差しならない「自分」であることを認識する…
エロイーズが料理、マリアンヌがワイン、ソフィが刺繍をして長机に横並びのシーン、オルフェウスの神話、エロイーズとマリアンヌの目が合って燃えるドレスが美しい、各々の解釈通りの別れのシーン、最初の再会、最…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
(c) Lilies Films.